常夏のハワイでも、やはり季節はあります。日本が冬の時期は、ハワイも冬。雨が多くて、少し肌寒い日もあり、ハワイ島のマウナ・ケア山では雪も降ります。日本が夏ならば、ハワイも夏。お天気のいい日が続き、暑いけれど空気が乾いていて気持ちのいい、ハワイらしい気候です。春は、ハワイも様々な花の季節。ハワイには日系人が植樹した桜の木もあり、桜祭りも開催されます。ハワイの桜は、早咲きの寒緋桜が多いようなので、もう散ってしまったかな。日本はそろそろお花見のシーズンですが、ハワイでも季節の花を探してみませんか。

ハワイ島ワイメアのジャカランダ
ハワイ島ワイメアのジャカランダ

ハワイの春はジャカランダの季節。ジャカランダのハワイでの花の時期は長く「2月に見かけた」「7月でも咲いていた」という話も聞きますが、4月から5月ごろが最盛期だと思います。イースターの頃に花が咲き始めるので、ハワイでは「春を告げる花」と言われているそうです。ジャカランダは、南米が原産の外来種。大木に薄紫の花がまとまって咲きます。花は指の先ほどの大きさですが、たくさんの花が集まって咲いている様子は、とても美しい。春に咲くことから、桜の花に例えられたり、花の色から藤の花にも似ていると言われ、ハワイに渡った日系人からも愛されている花です。

マウイ島のハレアカラへ向かう道沿いには、ジャカランダの木がたくさんあります
マウイ島のハレアカラへ向かう道沿いには、ジャカランダの木がたくさんあります

さて、ジャカランダのお花見に行くなら、どこがいいでしょう。ジャカランダがたくさんあることで有名な場所の一つが、マウイ島のクラ地区です。ハレアカラ山へ登るハイウェイ沿いは、ジャカランダの並木道になっている場所があり、青い空に薄紫の花が満開になっている様子は、それはそれはきれいです。車を停めてお花見、というわけにはなかなかいかない場所なので、ドライブしながらお花見を楽しみましょう。クラにあるホテル、クラ・ロッジにも、大きなジャカランダの木があるので、ゆっくりジャカランダを眺めたい方は、ハレアカラ観光の時は、クラ・ロッジでランチ休憩というのもいいですね。

マウイ島クラ・ロッジのジャカランダ
マウイ島クラ・ロッジのジャカランダ

ハワイ島のワイメアも、ジャカランダで有名な場所です。ワイメアのあちこちにジャカランダの木がありますが、特にパーカー牧場の付近に多く、春にはジャカランダが薄紫の雲のように広がっています。ワイメアからフアラライ山の中腹を走るハイウェイ沿いにも、ジャカランダを見つけることができるでしょう。190号線から180号線、11号線へと合流するハイウェイ沿いにあるゴルフ場や、ホルアロア、キャプテンクックなどの町でも大きなジャカランダがあります。この辺りは、コナ・コーヒーの産地でもあるので、コーヒー農園巡りをしながらジャカランダのお花見もできますね。

カウアイ島ワイメアのゴールド・トリーの並木道
カウアイ島ワイメアのゴールド・トリーの並木道

カウアイ島のコケエ州立公園への、入り口の町でもあるワイメア(ワイメアという地名は、ハワイにいくつかありますが、こちらはカウアイ島の南西にあるワイメア)。ワイメアは赤土と強い日差しのイメージが強い町です。春にワイメアを訪れると、濃い黄色の花が咲く並木道に目を奪われるでしょう。コケエへと続く道沿いに続くこの並木道は、とても見事です。コケエへの道を少し登ったところから見下ろすと、黄色い線をワイメアの町に引いたかのように、並木道が見えます。ワイメアは、だいたい、いつでも晴れていて、とても暑いのですが、青い空に映える黄色い花は、この町の雰囲気に合っているような気がします。

黄色い花がワイメアの青い空に映えます
黄色い花がワイメアの青い空に映えます

この黄色い花は、ゴールド・ツリー。南米が原産のこの木は、ハワイでは気温が高く雨が少ない場所で、よく見られるようです。ゴールド・ツリーのハワイでの花の時期は、2月から6月。桜のように、花の時期と葉の時期が分かれている木なので、満開の季節は、名前の通り黄金の花を楽しめます。ワイメアのゴールド・ツリーの並木道は、20世紀前半に植樹されたと聞いたことがありますが、高い木の上にたわわに黄金の花を咲かせる木々は、素晴らしくゴージャス。花が落ちて、道路が黄色い絨毯のようになっている様子もきれいなので、春にコケエへ行く時は、ぜひお花見も忘れずに。

レインボー・シャワー・ツリーの花
レインボー・シャワー・ツリーの花

さて私は、ワイメアのゴールド・ツリーを、かなり長い間ゴールデン・シャワー・ツリーと勘違いしていました。ゴールデン・シャワー・ツリーは、マメ科で花が垂れて咲くのが特徴です。花の形も、よくみるとゴールド・ツリーとは全く違います。でも、どちらの花も豪華で美しいのは同じです。ゴールデン、レインボー、ピンクなどの種類があるシャワー・ツリーはアジアや中央アメリカが原産。シャワー・ツリーは、ハワイでは街路樹として多く使われているので、ハワイでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。特に人気のあるレインボー・シャワー・ツリーはホノルル市の花にもなっています。シャワー・ツリーの花の時期は長く、最盛期も種類によってやや異りますが、やはり夏が一番きれいなようです。

カウアイ島アラートン・ガーデンの駐車場で。写真では花の盛りが少し過ぎていますが、最盛期はとてもきれいです
カウアイ島アラートン・ガーデンの駐車場で。写真では花の盛りが少し過ぎていますが、最盛期はとてもきれいです

シャワー・ツリーで思い出すのは、カウアイ島のアラートン・ガーデンの駐車場です。ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(NTBG)の一つであるアラートン・ガーデンは、隣接するマクブライド・ガーデン(こちらもNTBGのガーデン)と共同の駐車場が敷地内にあります。この駐車場では、藤棚のように並んだレインボー・シャワー・ツリーの下に、駐車するようになっているので、花の季節には、車が花に埋もれているかのようでした。ハワイでも季節によって咲く花が違います。季節の盛りの花をぜひ見に行ってください。

花見に行こう!http://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2018/03/hawaibiyori203.jpghttp://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2018/03/hawaibiyori203-150x150.jpgNOPUハワイ日和アラートンガーデン,カウアイ島,クラ,コケエ州立公園,ゴールドツリー,ジャカランダ,ハワイ,ハワイ島,マウイ島,レインボーシャワーツリー,ワイメア常夏のハワイでも、やはり季節はあります。日本が冬の時期は、ハワイも冬。雨が多くて、少し肌寒い日もあり、ハワイ島のマウナ・ケア山では雪も降ります。日本が夏ならば、ハワイも夏。お天気のいい日が続き、暑いけれど空気が乾いていて気持ちのいい、ハワイらしい気候です。春は、ハワイも様々な花の季節。ハワイには日系人が植樹した桜の木もあり、桜祭りも開催されます。ハワイの桜は、早咲きの寒緋桜が多いようなので、もう散ってしまったかな。日本はそろそろお花見のシーズンですが、ハワイでも季節の花を探してみませんか。 ハワイの春はジャカランダの季節。ジャカランダのハワイでの花の時期は長く「2月に見かけた」「7月でも咲いていた」という話も聞きますが、4月から5月ごろが最盛期だと思います。イースターの頃に花が咲き始めるので、ハワイでは「春を告げる花」と言われているそうです。ジャカランダは、南米が原産の外来種。大木に薄紫の花がまとまって咲きます。花は指の先ほどの大きさですが、たくさんの花が集まって咲いている様子は、とても美しい。春に咲くことから、桜の花に例えられたり、花の色から藤の花にも似ていると言われ、ハワイに渡った日系人からも愛されている花です。 さて、ジャカランダのお花見に行くなら、どこがいいでしょう。ジャカランダがたくさんあることで有名な場所の一つが、マウイ島のクラ地区です。ハレアカラ山へ登るハイウェイ沿いは、ジャカランダの並木道になっている場所があり、青い空に薄紫の花が満開になっている様子は、それはそれはきれいです。車を停めてお花見、というわけにはなかなかいかない場所なので、ドライブしながらお花見を楽しみましょう。クラにあるホテル、クラ・ロッジにも、大きなジャカランダの木があるので、ゆっくりジャカランダを眺めたい方は、ハレアカラ観光の時は、クラ・ロッジでランチ休憩というのもいいですね。 ハワイ島のワイメアも、ジャカランダで有名な場所です。ワイメアのあちこちにジャカランダの木がありますが、特にパーカー牧場の付近に多く、春にはジャカランダが薄紫の雲のように広がっています。ワイメアからフアラライ山の中腹を走るハイウェイ沿いにも、ジャカランダを見つけることができるでしょう。190号線から180号線、11号線へと合流するハイウェイ沿いにあるゴルフ場や、ホルアロア、キャプテンクックなどの町でも大きなジャカランダがあります。この辺りは、コナ・コーヒーの産地でもあるので、コーヒー農園巡りをしながらジャカランダのお花見もできますね。 カウアイ島のコケエ州立公園への、入り口の町でもあるワイメア(ワイメアという地名は、ハワイにいくつかありますが、こちらはカウアイ島の南西にあるワイメア)。ワイメアは赤土と強い日差しのイメージが強い町です。春にワイメアを訪れると、濃い黄色の花が咲く並木道に目を奪われるでしょう。コケエへと続く道沿いに続くこの並木道は、とても見事です。コケエへの道を少し登ったところから見下ろすと、黄色い線をワイメアの町に引いたかのように、並木道が見えます。ワイメアは、だいたい、いつでも晴れていて、とても暑いのですが、青い空に映える黄色い花は、この町の雰囲気に合っているような気がします。 この黄色い花は、ゴールド・ツリー。南米が原産のこの木は、ハワイでは気温が高く雨が少ない場所で、よく見られるようです。ゴールド・ツリーのハワイでの花の時期は、2月から6月。桜のように、花の時期と葉の時期が分かれている木なので、満開の季節は、名前の通り黄金の花を楽しめます。ワイメアのゴールド・ツリーの並木道は、20世紀前半に植樹されたと聞いたことがありますが、高い木の上にたわわに黄金の花を咲かせる木々は、素晴らしくゴージャス。花が落ちて、道路が黄色い絨毯のようになっている様子もきれいなので、春にコケエへ行く時は、ぜひお花見も忘れずに。 さて私は、ワイメアのゴールド・ツリーを、かなり長い間ゴールデン・シャワー・ツリーと勘違いしていました。ゴールデン・シャワー・ツリーは、マメ科で花が垂れて咲くのが特徴です。花の形も、よくみるとゴールド・ツリーとは全く違います。でも、どちらの花も豪華で美しいのは同じです。ゴールデン、レインボー、ピンクなどの種類があるシャワー・ツリーはアジアや中央アメリカが原産。シャワー・ツリーは、ハワイでは街路樹として多く使われているので、ハワイでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。特に人気のあるレインボー・シャワー・ツリーはホノルル市の花にもなっています。シャワー・ツリーの花の時期は長く、最盛期も種類によってやや異りますが、やはり夏が一番きれいなようです。 シャワー・ツリーで思い出すのは、カウアイ島のアラートン・ガーデンの駐車場です。ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(NTBG)の一つであるアラートン・ガーデンは、隣接するマクブライド・ガーデン(こちらもNTBGのガーデン)と共同の駐車場が敷地内にあります。この駐車場では、藤棚のように並んだレインボー・シャワー・ツリーの下に、駐車するようになっているので、花の季節には、車が花に埋もれているかのようでした。ハワイでも季節によって咲く花が違います。季節の盛りの花をぜひ見に行ってください。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る