マウイ島のハナで「狭くて曲がりくねった道、ここより30マイル続く」という道路標識を見たことがあります。ハナへ行くには、長い長いクネクネした細い道をドライブしなくてはいけません。それでも多くの観光客は、ハナへの細い道を辛抱強く車を走らせます。楽園のハワイにあって、更に「天国のような」と形容されるハナは、誰もが行ってみたくなる場所の一つでしょう。以前にもハナをご紹介しましたが、今回はハナで開催される、タロ・フェスティバルをご紹介します。

タロ・フェスティバルの日は、いつも静かなハナが車でいっぱいです
タロ・フェスティバルの日は、いつも静かなハナが車でいっぱいです

タロ・フェスティバル、正式名称は「EAST MAUI TARO FESTIVAL」は、毎年4月後半の週末に開催されます。今年は、4月21日と22日です。ハナ・ボールパークで行われる、音楽やフラ、たくさんの屋台とワークショップのイベントは、フェスティバルの初日(今年は4月21日)。この日、ハナはお祭りに来た人でいっぱいになります。そもそもハナは駐車スペースがあまりないのですが、タロ・フェスティバルの日は、仮設の広い駐車場も停めることが難しいほど。地元の人たちは、朝早くからお祭り会場に来ているようなので、島の反対側からはるばるやって来る観光客には、圧倒的に不利な状況です。ちょっと会場から遠くても、駐車スペースを見つけられたら、ラッキー。お祭りがあることを知らずにハナへ来たら、きっとびっくりするでしょうね。

タロ・フェスティバルでは、タヒチアンも人気
タロ・フェスティバルでは、タヒチアンも人気

ハナ・ボールパークには、様々な屋台が並んでいます。プレートランチやハンバーガー、シェイブアイスなどの食べ物を売る店や、アクセサリーや雑貨などのクラフト・ショップ、植木を売る店もあります。植物を売っているのは、ハナにあるカハヌ・ガーデンの屋台です。お祭りの名前の通り、たくさんのタロの鉢も売っています。ガーデンにあるサトウキビを、その場で絞ったジュースが売られていたこともありました。屋台の内容は、その年々によって様々ですが、フェスティバルの公式Tシャツを売るブースと、ポイを売る屋台は、毎年必ず見かけます。ハナはレストランが少なくて、お昼ごはんに困るのですが、この日は屋台がたくさんあって、どこでランチを買うか悩ましいです、うーん。

蒸したタロを潰してポイを作る。リズミカルで見とれてしまいます
蒸したタロを潰してポイを作る。リズミカルで見とれてしまいます

会場の一角では、音楽やフラが披露されています。ハワイのお祭りで披露される音楽やフラは、ホテルなどショーで見るものとはちょっと違って、アットホームな感じがいいですね。隣でフラダンサーのお父さんらしい人が、真剣にビデオを回していたり、ミュージシャンの「この曲を踊れる人は踊ってね」という呼びかけに、小さな男の子がフラを披露してくれたり、観客も演者もみんな楽しそうです。タロ・フェスティバルでは、舞台ではなく、ダンサーが踊るスペースを囲むように、お客さんたちが芝の上に座るのですが、このスタイルもハワイらしい感じがします。地元のハラウ(フラの教室)の子供達にも、有名なフラの先生にも、お客さんたちは盛大な拍手をしていました。

タパ作りのデモンストレーション。丁寧に繊維を叩いています
タパ作りのデモンストレーション。丁寧に繊維を叩いています

会場に設営されたテントの下では、ハワイの文化を伝える、様々なデモンストレーションやワークショップが行われています。タロ芋から作るポイのデモンストレーションでは、出来上がったばかりのポイを食べさせてもらいました。ハワイのスーパーマーケットなどで売られているのは、発酵したポイなので、どろどろした酸っぱい紫の食べ物、という感じです。できたてのポイは、食感も味もお餅のようで、私はこちらの方が好きかな。樹皮を叩いてカパ(タパ)という布のようなものを作るデモンストレーションや、ラウハラ(ハラの葉)でブレスレットを作るワークショップもあります。私もワークショップに参加して、素敵なブレスレットを作ることができました。

ハラの葉で作るブレスレットのワークショップ
ハラの葉で作るブレスレットのワークショップ

タロ・フェスティバルの2日目(今年は4月22日)は、ハナ・ボールパークでの朝食会とカハヌ・ガーデンのツアーが開催されます。カハヌ・ガーデンは、NTBG(ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン)のガーデンの一つです。ガーデンにはたくさんの種類のパンの木と、ハワイ最大のヘイアウ(ハワイの寺院)があります。ツアーではタロをはじめ、カハヌ・ガーデンにある様々なハワイの文化と深い結びつきを持つ植物について、教えて頂きました。タロを植えるデモンストレーションもあり、普段とは違ったカハヌ・ガーデンを楽しむことができました。

フェスティバル2日目のカハヌ・ガーデンのツアー
フェスティバル2日目のカハヌ・ガーデンのツアー

朝食会は朝7時半から始まります。前日とはうってかわって静かなハナの朝です。それでもボール・パークには、たくさんの人が集まっていました。ボール・パークでの朝食会は誰でも参加できますが、集まっているのはほとんど地元の人のようです。配膳の列に並んでいると、前に並んでいたハワイアンの男性が、ご友人と「ホニ」で挨拶をされていました。ホニは、鼻と鼻を触れ合わせるポリネシアの挨拶です。ハワイでホニで挨拶している人を、見かけることは稀でしょう。ハナには今もハワイの文化が色濃く残っている、と言われています。そのハナで開催されるタロ・フェスティバルでは、きっと特別な体験ができるでしょう。

2日目の朝食会。朝ごはんのメニューはパンケーキ、スクランブルエッグ、ソーセージなどなど
2日目の朝食会。朝ごはんのメニューはパンケーキ、スクランブルエッグ、ソーセージなどなど
タロ・フェスティバルへ行こう!<マウイ島> http://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2018/04/hawaiibiyori234.jpghttp://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2018/04/hawaiibiyori234-150x150.jpgNOPUハワイ日和イーストマウイタロフェスティバル,タロ,ハナ,ポイ,マウイ島マウイ島のハナで「狭くて曲がりくねった道、ここより30マイル続く」という道路標識を見たことがあります。ハナへ行くには、長い長いクネクネした細い道をドライブしなくてはいけません。それでも多くの観光客は、ハナへの細い道を辛抱強く車を走らせます。楽園のハワイにあって、更に「天国のような」と形容されるハナは、誰もが行ってみたくなる場所の一つでしょう。以前にもハナをご紹介しましたが、今回はハナで開催される、タロ・フェスティバルをご紹介します。 タロ・フェスティバル、正式名称は「EAST MAUI TARO FESTIVAL」は、毎年4月後半の週末に開催されます。今年は、4月21日と22日です。ハナ・ボールパークで行われる、音楽やフラ、たくさんの屋台とワークショップのイベントは、フェスティバルの初日(今年は4月21日)。この日、ハナはお祭りに来た人でいっぱいになります。そもそもハナは駐車スペースがあまりないのですが、タロ・フェスティバルの日は、仮設の広い駐車場も停めることが難しいほど。地元の人たちは、朝早くからお祭り会場に来ているようなので、島の反対側からはるばるやって来る観光客には、圧倒的に不利な状況です。ちょっと会場から遠くても、駐車スペースを見つけられたら、ラッキー。お祭りがあることを知らずにハナへ来たら、きっとびっくりするでしょうね。 ハナ・ボールパークには、様々な屋台が並んでいます。プレートランチやハンバーガー、シェイブアイスなどの食べ物を売る店や、アクセサリーや雑貨などのクラフト・ショップ、植木を売る店もあります。植物を売っているのは、ハナにあるカハヌ・ガーデンの屋台です。お祭りの名前の通り、たくさんのタロの鉢も売っています。ガーデンにあるサトウキビを、その場で絞ったジュースが売られていたこともありました。屋台の内容は、その年々によって様々ですが、フェスティバルの公式Tシャツを売るブースと、ポイを売る屋台は、毎年必ず見かけます。ハナはレストランが少なくて、お昼ごはんに困るのですが、この日は屋台がたくさんあって、どこでランチを買うか悩ましいです、うーん。 会場の一角では、音楽やフラが披露されています。ハワイのお祭りで披露される音楽やフラは、ホテルなどショーで見るものとはちょっと違って、アットホームな感じがいいですね。隣でフラダンサーのお父さんらしい人が、真剣にビデオを回していたり、ミュージシャンの「この曲を踊れる人は踊ってね」という呼びかけに、小さな男の子がフラを披露してくれたり、観客も演者もみんな楽しそうです。タロ・フェスティバルでは、舞台ではなく、ダンサーが踊るスペースを囲むように、お客さんたちが芝の上に座るのですが、このスタイルもハワイらしい感じがします。地元のハラウ(フラの教室)の子供達にも、有名なフラの先生にも、お客さんたちは盛大な拍手をしていました。 会場に設営されたテントの下では、ハワイの文化を伝える、様々なデモンストレーションやワークショップが行われています。タロ芋から作るポイのデモンストレーションでは、出来上がったばかりのポイを食べさせてもらいました。ハワイのスーパーマーケットなどで売られているのは、発酵したポイなので、どろどろした酸っぱい紫の食べ物、という感じです。できたてのポイは、食感も味もお餅のようで、私はこちらの方が好きかな。樹皮を叩いてカパ(タパ)という布のようなものを作るデモンストレーションや、ラウハラ(ハラの葉)でブレスレットを作るワークショップもあります。私もワークショップに参加して、素敵なブレスレットを作ることができました。 タロ・フェスティバルの2日目(今年は4月22日)は、ハナ・ボールパークでの朝食会とカハヌ・ガーデンのツアーが開催されます。カハヌ・ガーデンは、NTBG(ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン)のガーデンの一つです。ガーデンにはたくさんの種類のパンの木と、ハワイ最大のヘイアウ(ハワイの寺院)があります。ツアーではタロをはじめ、カハヌ・ガーデンにある様々なハワイの文化と深い結びつきを持つ植物について、教えて頂きました。タロを植えるデモンストレーションもあり、普段とは違ったカハヌ・ガーデンを楽しむことができました。 朝食会は朝7時半から始まります。前日とはうってかわって静かなハナの朝です。それでもボール・パークには、たくさんの人が集まっていました。ボール・パークでの朝食会は誰でも参加できますが、集まっているのはほとんど地元の人のようです。配膳の列に並んでいると、前に並んでいたハワイアンの男性が、ご友人と「ホニ」で挨拶をされていました。ホニは、鼻と鼻を触れ合わせるポリネシアの挨拶です。ハワイでホニで挨拶している人を、見かけることは稀でしょう。ハナには今もハワイの文化が色濃く残っている、と言われています。そのハナで開催されるタロ・フェスティバルでは、きっと特別な体験ができるでしょう。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る