(この記事はアロハカワラ版に2005年11月1日に掲載したものを再掲載しています)

日本人の友人とローカルの友人で雑談をしていた時のことです。ローカルの友人が日本食の料理教室に通っている、と言うので何を作っているのかを質問したところ、『Sushi』”スシ”と『Mochiko Chicken』 “モチコ・チキン”と答えました。 私達日本人組は『モチコ・チキンは日本食じゃないよ!』と思わず反論したのですが、その時ひらめいたのは、『モチコって何?』と『カワラ版のネタになるかも!』。これは調べて見る価値あるかも、とあれこれ思考しはじめました。

日本語で「もちこ」と書かれているパッケージ

それから数日後のある日、アラモアナ・ショッピング・センターの中にある”Shirokiya”(日本製品が揃っているデパート)のお惣菜売り場でから揚げを発見。よく見ると “Mochiko Chicken” 『モチコ・チキン』と書いてあって、見た目は誰もが良く知っている単純な鶏のから揚げでした。その週の土曜日、カピオラニ・コミュニティー・カレッジのファーマーズ・マーケットに行った時にモチコ・チキンのプレートランチを販売しているお店を発見! 作っている様子を目の前で見てみると、かき揚げを作っているように見えたのでお店の人に聞いてみると『鶏肉、モチコ、漬け汁を混ぜて一晩寝かせた』と教えてもらいました。その後、ハワイ在住10年でローカルのご主人と結婚している日本人の友人に尋ねてみたところ、こちらでは一度に大量の料理を作るので手間がかかるから、粉を一緒に混ぜて味をしみこませているのではないか、と言われました。モチコはどこのスーパーにでも売っている食材であることもわかりました。

ファーマーズ・マーケットでも人気のモチコ・チキン

早速、日系スーパーに調達に行ってみたら、なんと、ひらがなで『もちこ』と書いてありますが、正真正銘 Made in Hawaii でした。モチコ(Mochiko)の原材料はSweet Rice と書いてあるのでインターネットで調べてみるともち米のようです。日本ではもち米が原材料の”白玉粉”か”求肥粉”だと思います。製造過程の違いで粒状に固まっているのが白玉粉、粉末が求肥粉のようです。お団子にして食べると白玉粉の方が口当たりがなめらかだそうです。ハワイにあるモチコの見た目は粉になっているのでたぶん”求肥粉”ではないかと推測します(本当の事を知っている人がいたら教えてください)。

もち米から作られた「もちこ」

また、ハワイのプレートランチでも”モチコ・チキン”は人気のメニューです。カワラ版の読者の方も召し上がったことがあるのではないでしょうか。から揚げより甘口で”もち”っとした食感がハワイで人気な料理を、私流にヘルシーにアレンジして紹介したいと思います。

【モチコ・チキンの作り方】

材料(2~3名分): 鶏もも肉(皮なし) 3枚(450g)、塩 少々、コショウ 少々、調味料A(しょう油 30cc、みりん 30cc、砂糖又は蜂蜜 小さじ1)、ニンニク 1片、生姜 少々、青ネギ 2株(日本では普通のネギ20cmくらい)、卵(中) 1個、モチコ カップ1/2、サラダ油又はオリーブ油 カップ1/2

火が通りやすいように鶏肉を小さく切るのがポイント

1.鶏肉を食べやすい大きさに切る(細かい方が火の通りが早いです)

2.1に塩・コショウをしてバットに入れる

3.小さなボールに調味料Aを入れて混ぜ、半分の量を鶏肉にかける

4.ニンニク、生姜を薄く切り、ネギは適当な長さに切って鶏肉の上に並べる

ニンニク、生姜、ネギを鶏肉の上に並べる

5.残りの調味料を4にかけて、冷蔵庫で2時間~一晩つけこむ

6.ボールにとき卵と5からニンニク、生姜、ネギを取り除いた鶏肉と漬け汁を入れる

7.6にモチコを入れて混ぜる

8.フライパンにサラダ油を入れて熱してから鶏肉を入れ、はじめは高温で表面を焼き、薄茶色になったら火を弱め中温でじっくりと焼く

9.しっかりと油を切ってできあがり

マカロニサラダとご飯を添えて、プレートランチの出来上がり

プレートランチらしく、マカロニサラダとご飯を一緒に添えてみました。私は揚げ物が苦手な上、たくさんの油を使いたくなかったので本来の作り方とは違います。また、白玉粉か求肥粉で挑戦された方がいらっしゃったら感想を聞かせてくださいね。

 

モチコチキンMichiyoハワイの食卓(この記事はアロハカワラ版に2005年11月1日に掲載したものを再掲載しています) 日本人の友人とローカルの友人で雑談をしていた時のことです。ローカルの友人が日本食の料理教室に通っている、と言うので何を作っているのかを質問したところ、『Sushi』'スシ'と『Mochiko Chicken』 'モチコ・チキン'と答えました。 私達日本人組は『モチコ・チキンは日本食じゃないよ!』と思わず反論したのですが、その時ひらめいたのは、『モチコって何?』と『カワラ版のネタになるかも!』。これは調べて見る価値あるかも、とあれこれ思考しはじめました。 それから数日後のある日、アラモアナ・ショッピング・センターの中にある'Shirokiya'(日本製品が揃っているデパート)のお惣菜売り場でから揚げを発見。よく見ると 'Mochiko Chicken' 『モチコ・チキン』と書いてあって、見た目は誰もが良く知っている単純な鶏のから揚げでした。その週の土曜日、カピオラニ・コミュニティー・カレッジのファーマーズ・マーケットに行った時にモチコ・チキンのプレートランチを販売しているお店を発見! 作っている様子を目の前で見てみると、かき揚げを作っているように見えたのでお店の人に聞いてみると『鶏肉、モチコ、漬け汁を混ぜて一晩寝かせた』と教えてもらいました。その後、ハワイ在住10年でローカルのご主人と結婚している日本人の友人に尋ねてみたところ、こちらでは一度に大量の料理を作るので手間がかかるから、粉を一緒に混ぜて味をしみこませているのではないか、と言われました。モチコはどこのスーパーにでも売っている食材であることもわかりました。 早速、日系スーパーに調達に行ってみたら、なんと、ひらがなで『もちこ』と書いてありますが、正真正銘 Made in Hawaii でした。モチコ(Mochiko)の原材料はSweet Rice と書いてあるのでインターネットで調べてみるともち米のようです。日本ではもち米が原材料の'白玉粉'か'求肥粉'だと思います。製造過程の違いで粒状に固まっているのが白玉粉、粉末が求肥粉のようです。お団子にして食べると白玉粉の方が口当たりがなめらかだそうです。ハワイにあるモチコの見た目は粉になっているのでたぶん'求肥粉'ではないかと推測します(本当の事を知っている人がいたら教えてください)。 また、ハワイのプレートランチでも'モチコ・チキン'は人気のメニューです。カワラ版の読者の方も召し上がったことがあるのではないでしょうか。から揚げより甘口で'もち'っとした食感がハワイで人気な料理を、私流にヘルシーにアレンジして紹介したいと思います。 【モチコ・チキンの作り方】 材料(2~3名分): 鶏もも肉(皮なし) 3枚(450g)、塩 少々、コショウ 少々、調味料A(しょう油 30cc、みりん 30cc、砂糖又は蜂蜜 小さじ1)、ニンニク 1片、生姜 少々、青ネギ 2株(日本では普通のネギ20cmくらい)、卵(中) 1個、モチコ カップ1/2、サラダ油又はオリーブ油 カップ1/2 1.鶏肉を食べやすい大きさに切る(細かい方が火の通りが早いです) 2.1に塩・コショウをしてバットに入れる 3.小さなボールに調味料Aを入れて混ぜ、半分の量を鶏肉にかける 4.ニンニク、生姜を薄く切り、ネギは適当な長さに切って鶏肉の上に並べる 5.残りの調味料を4にかけて、冷蔵庫で2時間~一晩つけこむ 6.ボールにとき卵と5からニンニク、生姜、ネギを取り除いた鶏肉と漬け汁を入れる 7.6にモチコを入れて混ぜる 8.フライパンにサラダ油を入れて熱してから鶏肉を入れ、はじめは高温で表面を焼き、薄茶色になったら火を弱め中温でじっくりと焼く 9.しっかりと油を切ってできあがり プレートランチらしく、マカロニサラダとご飯を一緒に添えてみました。私は揚げ物が苦手な上、たくさんの油を使いたくなかったので本来の作り方とは違います。また、白玉粉か求肥粉で挑戦された方がいらっしゃったら感想を聞かせてくださいね。  ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る