明けましておめでとうございます。
あっと言う間に一年が経ちますね。
あたり前に同じ日常を繰り返し過ごしているようで、
よくよく考えれば、あんなことこんなことが違う365日。
今年もたくさんの時間を笑顔で過ごせますように!

さて、最近カウアイ島ではコミュニティごとに小規模のマーケットが開催されるのをよく見かけるようになった。それぞれのマーケットに特徴があって、普段はあまりお目にかからないローカル・プロダクツに出会える機会ということもあり、ときどき、そういった場所に足を向けている。

その中でも比較的新しいマーケットが、
「Friday Market (フライデー・マーケット)」。
ラワイという場所で、毎週金曜日に開催される小さなローカル・マーケットである。

道ばたに出ている「フライデーマーケット」のサイン
道ばたに出ている「フライデーマーケット」のサイン

ラワイは、島を北から西にぐるりと囲む形で走る ” Kuhio Hwy ” (クヒオ・ハイウエイ)を、空港のあるリフエから西に車を走らせていく途中にある。海側には、観光地で有名なポイプ・エリアがあるところだ。山間部に広がる、比較的 ” 地味な” エリア。

マーケットは長い間、廃屋になっていた倉庫を改造して行われている。もともとあった建てものをリサイクルしているので開催資金もあまりかからず、テナントを出す人たちが支払う場所代もきっと安価にできるはず。それゆえに売り価も安く設定できる、エコにも人々のお財布にもやさしい、グッド・アイデアである。

廃屋状態だった倉庫をリサイクルしたマーケット
廃屋状態だった倉庫をリサイクルしたマーケット

ここ数年、カウアイ島ではローカル・デザイナーの作るハンドメイド・アイテムへの注目度が高くなっている。既製品ではなくて「自分だけのオリジナル・アイテム」を手に入れるのが人気のようだ。こうした「カウアイ・プロダクツ」は、アパレル分野、ソープや蜂蜜、ジュースといった飲食分野など全般で人気を呼んでいる。
カウアイ島のエネルギーをたっぷり吸い込んだ、島の味、ローカルたちのアロハがいっぱい詰まったアイテムたちが続々と登場中なのだ。

マーケットは毎週金曜日の午前中に開催。フード・ワゴンも出ていると聞いていたので、ランチ前をねらって出かけてみる。
倉庫の中を上手く仕切って、予想以上に多くのテナントが出展している様子に、入り口付近で早くもワクワク感がある。

倉庫の中を区切って、多数のテナントが軒を並べている
倉庫の中を区切って、多数のテナントが軒を並べている

ざざっとまずは一周して、どんなテナントがあるかをチェック。
アパレルからインテリア雑貨、バッグ、蜂蜜やソープ、シェルなどを使ったアクセサリーと多分野が出展していて、なかなかに良さそうな雰囲気。
時間をかけてチェックしたいお店の見当がついたら、さっそくそれらのテナントを訪ねてみる。

ソープなど、生活雑貨もずらりと並ぶ
ソープなど、生活雑貨もずらりと並ぶ

まずは、インテリア雑貨のテナント。私はインテリア雑貨には目がないので、こういうお店に行くには、散財してしまうというキケンをともなうのだけれど(苦笑)。それでもやはり最初に足が向くのはインテリア雑貨である。
ここのお店では、木を使った雑貨がずらりと並んでいる。ヤシの木や魚をモチーフにしたカジュアル・デコレーションものが揃っていて、予想通り、あれもこれも欲しくなって早くもキケン状態。いろいろと手にとった中から数点をホールディング(預かってもらう)してもらって、次のテナントへ。

2軒目に訪ねたのは、アパレルのお店。一着ずつ丁寧に作られた大人用と子供用の服、水着が並んでいる。実はカウアイでこうしたハンドメイドものが流行り出したきっかけは、若手ローカル・デザイナーによる、アロハ・ウエアだった。アンティークのハワイアンの生地などを使った、独特のプリントの組み合わせで作られたカジュアル・ドレス、アロハ・シャツなどから火がついて、ローカル・デザイナーが続々登場したのだ。この日は、日本の知り合いが子供服のお店をオープンすることになり、その買いつけが出来そうなデザイナーを探していた。数軒がアパレル商品を扱っていたので、各テナントのレンラク先を聞いて、それぞれの商品展開の特徴がわかるアイテムを写真に撮っていく。気分は買い付け商人(!?)といったところ。

隣接するテナントは、ハンドメイド・バッグ。こちらは細かい刺繍をほどこした生地をバッグにして、縁取りにボンボンやフリンジがついている。そっか~こんな感じが流行っているんだという目新しいライン・アップ。

そして最後は、避けて通れないアロハ・ジュエリー。この日に出展していたのはシェル・アクセサリーのデザイナー。サンライズ・シェル、プカ・シェル、コーン・シェルやビーチ・グラスの欠片を使ったアクセサリーがずらりと並んでいる。お値段もびっくりするほど安い。ワイキキあたりで買ったらいくらくらいになるんだろうと思われるアクセサリーが軽く100ドルを切る価格帯で売られている。ここでもサンライズシェルのバングルをひとつキープ。

この「Friday Market (フライデー・マーケット)」の閉店時間は正午。アクセサリーを物色しているところで「残り時間、あと10分」になった。
あとはキープした商品を買いに走る。

地元で採れた新鮮野菜も!
地元で採れた新鮮野菜も!

マーケットに行く面白さとは、自分だけのオリジナル商品に出会えること、そして危なさ(?)は、ついつい、いろいろなものを買ってしまうこと。マーケットといういかにもカジュアルで楽しい雰囲気が、購買意欲に火をつけるのが少し危ない。一点ものが多いゆえに、「いま買わないと~」スイッチがオンになってしまうのだ。
この日の収穫は、インテリア雑貨数点とサンライズ・シェルのバングル。

時計が正午を指すあたりになると、一斉に店じまいを始めるテナントさんたち。私と友人もあわてて外へ出る。倉庫前の空き地では、フード・トラックが出ていた。そこでランチを取る人の姿も見えたが、私たちはこの日はスルー。余談だけれど、このフード・トラックが島ではまたまたすごい人気で、カウアイの、とくに人口の多いカパアの町では毎日新しいお店がオープンしていくと言っても過言ではないほどに、その数を増やしている。

外ではフードトラックが出店
外ではフードトラックが出店

マーケットの良さは何と言っても、そのゆるりとした空気感。
いつも見るテナントもあれば、新しく加わっているテナントもあって、ファーマーズ・マーケットと同じく、わくわく感が高い。そしてスーパーにはない対面販売の温かさがある。立ち話し感覚でお店の人と会話して、ゆっくりと商品を見る。” 好きなことをビジネスにする ” オーナーさんたちから聞く、ブランディング物語りも楽しい。好きなことをビジネスにしている人たちには共通して、特有の穏やかな情熱みたいなものが感じられる。マーケットでは商品そのもの以外にも、そうしたオーナーたちのわくわくしたエネルギーにも触れられるのが、私にとってはお楽しみのひとつでもある。

日本でもこうしたコミュニティ単位での手作りマーケットが少しずつ増えている様子だと聞く。機械化されて便利により便利になっていく世の中で、逆に若い年代を中心にアナログなものへと人々の興味が注がれているという現象がおもしろいな~と思う。作り手の想いと一緒に、人から人へと届けられるアイテムたち。これからも、アナログなムーブメントのサポーターでありたいな~と思う今日この頃である。

マーケットで、カウアイ・プロダクツに出会う。http://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2017/01/eyecatch-2.jpghttp://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2017/01/eyecatch-2-150x150.jpgミノリ エヴァンスカウアイ日記カウアイ,フライデー,マーケット,ラワイ明けましておめでとうございます。 あっと言う間に一年が経ちますね。 あたり前に同じ日常を繰り返し過ごしているようで、 よくよく考えれば、あんなことこんなことが違う365日。 今年もたくさんの時間を笑顔で過ごせますように! さて、最近カウアイ島ではコミュニティごとに小規模のマーケットが開催されるのをよく見かけるようになった。それぞれのマーケットに特徴があって、普段はあまりお目にかからないローカル・プロダクツに出会える機会ということもあり、ときどき、そういった場所に足を向けている。 その中でも比較的新しいマーケットが、 「Friday Market (フライデー・マーケット)」。 ラワイという場所で、毎週金曜日に開催される小さなローカル・マーケットである。 ラワイは、島を北から西にぐるりと囲む形で走る ' Kuhio Hwy ' (クヒオ・ハイウエイ)を、空港のあるリフエから西に車を走らせていく途中にある。海側には、観光地で有名なポイプ・エリアがあるところだ。山間部に広がる、比較的 ' 地味な' エリア。 マーケットは長い間、廃屋になっていた倉庫を改造して行われている。もともとあった建てものをリサイクルしているので開催資金もあまりかからず、テナントを出す人たちが支払う場所代もきっと安価にできるはず。それゆえに売り価も安く設定できる、エコにも人々のお財布にもやさしい、グッド・アイデアである。 ここ数年、カウアイ島ではローカル・デザイナーの作るハンドメイド・アイテムへの注目度が高くなっている。既製品ではなくて「自分だけのオリジナル・アイテム」を手に入れるのが人気のようだ。こうした「カウアイ・プロダクツ」は、アパレル分野、ソープや蜂蜜、ジュースといった飲食分野など全般で人気を呼んでいる。 カウアイ島のエネルギーをたっぷり吸い込んだ、島の味、ローカルたちのアロハがいっぱい詰まったアイテムたちが続々と登場中なのだ。 マーケットは毎週金曜日の午前中に開催。フード・ワゴンも出ていると聞いていたので、ランチ前をねらって出かけてみる。 倉庫の中を上手く仕切って、予想以上に多くのテナントが出展している様子に、入り口付近で早くもワクワク感がある。 ざざっとまずは一周して、どんなテナントがあるかをチェック。 アパレルからインテリア雑貨、バッグ、蜂蜜やソープ、シェルなどを使ったアクセサリーと多分野が出展していて、なかなかに良さそうな雰囲気。 時間をかけてチェックしたいお店の見当がついたら、さっそくそれらのテナントを訪ねてみる。 まずは、インテリア雑貨のテナント。私はインテリア雑貨には目がないので、こういうお店に行くには、散財してしまうというキケンをともなうのだけれど(苦笑)。それでもやはり最初に足が向くのはインテリア雑貨である。 ここのお店では、木を使った雑貨がずらりと並んでいる。ヤシの木や魚をモチーフにしたカジュアル・デコレーションものが揃っていて、予想通り、あれもこれも欲しくなって早くもキケン状態。いろいろと手にとった中から数点をホールディング(預かってもらう)してもらって、次のテナントへ。 2軒目に訪ねたのは、アパレルのお店。一着ずつ丁寧に作られた大人用と子供用の服、水着が並んでいる。実はカウアイでこうしたハンドメイドものが流行り出したきっかけは、若手ローカル・デザイナーによる、アロハ・ウエアだった。アンティークのハワイアンの生地などを使った、独特のプリントの組み合わせで作られたカジュアル・ドレス、アロハ・シャツなどから火がついて、ローカル・デザイナーが続々登場したのだ。この日は、日本の知り合いが子供服のお店をオープンすることになり、その買いつけが出来そうなデザイナーを探していた。数軒がアパレル商品を扱っていたので、各テナントのレンラク先を聞いて、それぞれの商品展開の特徴がわかるアイテムを写真に撮っていく。気分は買い付け商人(!?)といったところ。 隣接するテナントは、ハンドメイド・バッグ。こちらは細かい刺繍をほどこした生地をバッグにして、縁取りにボンボンやフリンジがついている。そっか~こんな感じが流行っているんだという目新しいライン・アップ。 そして最後は、避けて通れないアロハ・ジュエリー。この日に出展していたのはシェル・アクセサリーのデザイナー。サンライズ・シェル、プカ・シェル、コーン・シェルやビーチ・グラスの欠片を使ったアクセサリーがずらりと並んでいる。お値段もびっくりするほど安い。ワイキキあたりで買ったらいくらくらいになるんだろうと思われるアクセサリーが軽く100ドルを切る価格帯で売られている。ここでもサンライズシェルのバングルをひとつキープ。 この「Friday Market (フライデー・マーケット)」の閉店時間は正午。アクセサリーを物色しているところで「残り時間、あと10分」になった。 あとはキープした商品を買いに走る。 マーケットに行く面白さとは、自分だけのオリジナル商品に出会えること、そして危なさ(?)は、ついつい、いろいろなものを買ってしまうこと。マーケットといういかにもカジュアルで楽しい雰囲気が、購買意欲に火をつけるのが少し危ない。一点ものが多いゆえに、「いま買わないと~」スイッチがオンになってしまうのだ。 この日の収穫は、インテリア雑貨数点とサンライズ・シェルのバングル。 時計が正午を指すあたりになると、一斉に店じまいを始めるテナントさんたち。私と友人もあわてて外へ出る。倉庫前の空き地では、フード・トラックが出ていた。そこでランチを取る人の姿も見えたが、私たちはこの日はスルー。余談だけれど、このフード・トラックが島ではまたまたすごい人気で、カウアイの、とくに人口の多いカパアの町では毎日新しいお店がオープンしていくと言っても過言ではないほどに、その数を増やしている。 マーケットの良さは何と言っても、そのゆるりとした空気感。 いつも見るテナントもあれば、新しく加わっているテナントもあって、ファーマーズ・マーケットと同じく、わくわく感が高い。そしてスーパーにはない対面販売の温かさがある。立ち話し感覚でお店の人と会話して、ゆっくりと商品を見る。' 好きなことをビジネスにする ' オーナーさんたちから聞く、ブランディング物語りも楽しい。好きなことをビジネスにしている人たちには共通して、特有の穏やかな情熱みたいなものが感じられる。マーケットでは商品そのもの以外にも、そうしたオーナーたちのわくわくしたエネルギーにも触れられるのが、私にとってはお楽しみのひとつでもある。 日本でもこうしたコミュニティ単位での手作りマーケットが少しずつ増えている様子だと聞く。機械化されて便利により便利になっていく世の中で、逆に若い年代を中心にアナログなものへと人々の興味が注がれているという現象がおもしろいな~と思う。作り手の想いと一緒に、人から人へと届けられるアイテムたち。これからも、アナログなムーブメントのサポーターでありたいな~と思う今日この頃である。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る