世界中で、旅行はもとより、外出も難しい日々が、続いています。今月のハワイ日和は「きれいな景色を見て、ちょっと一息つこう!」と、ハワイの写真をいつもより多めに、ご紹介する企画の続きです。前回はハワイの海をご紹介したので、海以外のハワイもね、という写真をご紹介します。

 

朝のヒロ
朝のヒロ

ハワイ島ヒロは、ハワイ州で2番目に大きな町、ということですが、オアフ島のホノルルに比べると、だいぶ、ひなびた町です。ハワイの中では、観光地の雰囲気が薄いのも、ヒロの特徴。ハワイ島の東にあるからか、ヒロに一番似合う時間は、朝のような気がします。ヒロは朝が早く、まだ暗い時間から、人々が活動を始める気配が伝わってきます。早朝から開く店も多く、朝ごはんの調達には困りません。テイクアウトしたコーヒーを飲みながら、ヒロ湾沿いをお散歩するのも、ヒロで過ごす朝の楽しみです。

 

夜のヒロ
夜のヒロ

朝が早いヒロですが、夜が訪れるのもとても早い。レストランやスーパーマーケットは、夜遅くまでオープンしているのですが、ナイト・ライフを楽しむ、という感じではありません。ダウンタウンも人通りが少なく、マウナ・ケアにある天文台に配慮した、街灯のオレンジ色の光も、なんだか寂しい感じです。賑やかなのは、コキ・フロッグと呼ばれる、コキーコヤスガエルの鳴き声くらい。暗くなると、あちこちから「コキー、コキー」と大きな声がしています。ひとけのないダウンタウンで、ひっそり輝くパレスシアターのネオンサインを見ると、21世紀であることを忘れてしまいそうです。

 

ワイメアの牧場で草を食む馬
ワイメアの牧場で草を食む馬

ワイメアという地名は、ハワイにいくつかありますが、ハワイ島のワイメアは他と区別するために「カムエラ」と呼ばれることがあります。諸説ありますが、カムエラという別名は、ワイメアにあるパーカー牧場の牧場主の名前、サミュエルをハワイ語読みにしたもの、という説が有力です。全米最大級の広さを持つパーカー牧場は、ワイメアのシンボルというよりワイメアそのもの、という感じがします。どこまでも広がる牧草地を抜ける風は涼しくて、牛や馬がのどかに草を食んでいるワイメアは、ハワイの他の場所とは少し違った雰囲気です。ハワイ島で住みたい町の第一位はワイメア、という話も聞いたことがあります。

 

キラウエア灯台で芝を食べるネネ
キラウエア灯台で芝を食べるネネ

カウアイ島の北にあるキラウエア灯台の周囲は、野鳥保護区にもなっていて、たくさんの海鳥が生息しています。バードウォッチャーには、たまらない場所です。頭上を飛び交う鳥たちを、双眼鏡やカメラを持って眺めていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、あっという間に日に焼けてしまいます。ハワイ州の鳥、ネネに必ず会えるのも、キラウエア灯台です。ネネたちは灯台の周囲で、ひたすら芝を食べていることが多く、あまり人を気にしていません。炎天下のバードウォッチに疲れて、日陰へ避難すると、やっぱり日陰で休んでいたネネが、迷惑そうに去っていくのが、申し訳ないです。

 

カララウ渓谷が見えた!
カララウ渓谷が見えた!

カウアイ島を代表する景観の一つ、プウオキラ展望台から眺めるカララウ渓谷です。コケエの山をどんどん車で登って行くと、終点にあるのがプウオキラ展望台。観光客の多くがこの景色を眺めに、山道を登ってきます。でも、いつもこの景色が見えると思ったら、大間違いなんです。展望台付近に霧がかかってしまい、全く景色が見えないこともあります。これが、かなり頻繁。ふもとが晴れていても、道中が天気がよくても、更には頭上には青空が見えても、カララウ渓谷に霧が降りていて、全く見えないことがあるのです。うーむ。

 

きらきら光る海を眺めながら、ピイラニ・ハイウェイをドライブ
きらきら光る海を眺めながら、ピイラニ・ハイウェイをドライブ

マウイ島のウルパラクアから、ハレアカラの南斜面を走るピイラニ・ハイウェイは、ハナへの裏道と言ってもいいでしょう。一部、レンタカー会社の保険が適用されない、未舗装の区間があるため、車の往来も少なめ。そういうわけで、この道をレンタカーで走るのはオススメできませんが、ほとんど民家もないこの道が、私は大好きです。ハレアカラの南斜面は、一面に草原が広がる、荒涼とした風景が広がっています。カーラジオが捕まえた電波は、ハワイ島の放送局から、海を越えて来たものでした。きらきら光る海と、草はらを吹き抜ける風、緩やかな起伏を繰り返すハイウェイは、どこまでも続くかのようです。

 

お嬢さんとカメレオン
お嬢さんとカメレオン

ペットとして持ち込まれ、野生化したジャクソン・カメレオンを、ハワイのあちこちで見かけます。このカメレオンは、マウイ島のクラ・ラヴェンダー・ファームにいました。カメレオンを手に乗せているお嬢さんに、人の輪ができていましたが、それはカメレオンを見たいから、というより、お嬢さんがカメレオンに、とても優しく接していたからかも。みんな、お嬢さんとカメレオンくんにうっとり。お嬢さんに「写真を撮ってもいい?」と尋ねたら、みんな「あ!写真だ!」と、魔法が解けたかのように、カメラを取り出していました。

 

立ち止まって、虹を見る
立ち止まって、虹を見る

ハワイでは「NO RAIN NO RAINBOW」という言葉をよく聞きます。「やまない雨はない」とか「朝の来ない夜はない」というような意味で使われますが、単純に「雨が降らないと、虹は出ないよ」という意味に取るのもいいかな、と思います。せっかくハワイに来たのに、雨に降られるのは嫌なものです。実際、ハワイでは雨によく降られます。でも朝や夕方のにわか雨は、虹を見るチャンス。雨がやんだら、太陽と逆の方向を眺めましょう。きれいな虹が出ているかも。

ハワイの景色が見たい!・その2https://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2020/05/hawaiibiyori260.jpghttps://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2020/05/hawaiibiyori260-150x150.jpgNOPUハワイ日和NO RAIN NO RAINBOW,カムエラ,カララウ渓谷,キラウエア灯台,ジャクソン・カメレオン,ダウンタンヒロ,ハワイ,ヒロ,ピイラニ・ハイウェイ,プウオキラ展望台,ワイメア,風景世界中で、旅行はもとより、外出も難しい日々が、続いています。今月のハワイ日和は「きれいな景色を見て、ちょっと一息つこう!」と、ハワイの写真をいつもより多めに、ご紹介する企画の続きです。前回はハワイの海をご紹介したので、海以外のハワイもね、という写真をご紹介します。   ハワイ島ヒロは、ハワイ州で2番目に大きな町、ということですが、オアフ島のホノルルに比べると、だいぶ、ひなびた町です。ハワイの中では、観光地の雰囲気が薄いのも、ヒロの特徴。ハワイ島の東にあるからか、ヒロに一番似合う時間は、朝のような気がします。ヒロは朝が早く、まだ暗い時間から、人々が活動を始める気配が伝わってきます。早朝から開く店も多く、朝ごはんの調達には困りません。テイクアウトしたコーヒーを飲みながら、ヒロ湾沿いをお散歩するのも、ヒロで過ごす朝の楽しみです。   朝が早いヒロですが、夜が訪れるのもとても早い。レストランやスーパーマーケットは、夜遅くまでオープンしているのですが、ナイト・ライフを楽しむ、という感じではありません。ダウンタウンも人通りが少なく、マウナ・ケアにある天文台に配慮した、街灯のオレンジ色の光も、なんだか寂しい感じです。賑やかなのは、コキ・フロッグと呼ばれる、コキーコヤスガエルの鳴き声くらい。暗くなると、あちこちから「コキー、コキー」と大きな声がしています。ひとけのないダウンタウンで、ひっそり輝くパレスシアターのネオンサインを見ると、21世紀であることを忘れてしまいそうです。   ワイメアという地名は、ハワイにいくつかありますが、ハワイ島のワイメアは他と区別するために「カムエラ」と呼ばれることがあります。諸説ありますが、カムエラという別名は、ワイメアにあるパーカー牧場の牧場主の名前、サミュエルをハワイ語読みにしたもの、という説が有力です。全米最大級の広さを持つパーカー牧場は、ワイメアのシンボルというよりワイメアそのもの、という感じがします。どこまでも広がる牧草地を抜ける風は涼しくて、牛や馬がのどかに草を食んでいるワイメアは、ハワイの他の場所とは少し違った雰囲気です。ハワイ島で住みたい町の第一位はワイメア、という話も聞いたことがあります。   カウアイ島の北にあるキラウエア灯台の周囲は、野鳥保護区にもなっていて、たくさんの海鳥が生息しています。バードウォッチャーには、たまらない場所です。頭上を飛び交う鳥たちを、双眼鏡やカメラを持って眺めていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、あっという間に日に焼けてしまいます。ハワイ州の鳥、ネネに必ず会えるのも、キラウエア灯台です。ネネたちは灯台の周囲で、ひたすら芝を食べていることが多く、あまり人を気にしていません。炎天下のバードウォッチに疲れて、日陰へ避難すると、やっぱり日陰で休んでいたネネが、迷惑そうに去っていくのが、申し訳ないです。   カウアイ島を代表する景観の一つ、プウオキラ展望台から眺めるカララウ渓谷です。コケエの山をどんどん車で登って行くと、終点にあるのがプウオキラ展望台。観光客の多くがこの景色を眺めに、山道を登ってきます。でも、いつもこの景色が見えると思ったら、大間違いなんです。展望台付近に霧がかかってしまい、全く景色が見えないこともあります。これが、かなり頻繁。ふもとが晴れていても、道中が天気がよくても、更には頭上には青空が見えても、カララウ渓谷に霧が降りていて、全く見えないことがあるのです。うーむ。   マウイ島のウルパラクアから、ハレアカラの南斜面を走るピイラニ・ハイウェイは、ハナへの裏道と言ってもいいでしょう。一部、レンタカー会社の保険が適用されない、未舗装の区間があるため、車の往来も少なめ。そういうわけで、この道をレンタカーで走るのはオススメできませんが、ほとんど民家もないこの道が、私は大好きです。ハレアカラの南斜面は、一面に草原が広がる、荒涼とした風景が広がっています。カーラジオが捕まえた電波は、ハワイ島の放送局から、海を越えて来たものでした。きらきら光る海と、草はらを吹き抜ける風、緩やかな起伏を繰り返すハイウェイは、どこまでも続くかのようです。   ペットとして持ち込まれ、野生化したジャクソン・カメレオンを、ハワイのあちこちで見かけます。このカメレオンは、マウイ島のクラ・ラヴェンダー・ファームにいました。カメレオンを手に乗せているお嬢さんに、人の輪ができていましたが、それはカメレオンを見たいから、というより、お嬢さんがカメレオンに、とても優しく接していたからかも。みんな、お嬢さんとカメレオンくんにうっとり。お嬢さんに「写真を撮ってもいい?」と尋ねたら、みんな「あ!写真だ!」と、魔法が解けたかのように、カメラを取り出していました。   ハワイでは「NO RAIN NO RAINBOW」という言葉をよく聞きます。「やまない雨はない」とか「朝の来ない夜はない」というような意味で使われますが、単純に「雨が降らないと、虹は出ないよ」という意味に取るのもいいかな、と思います。せっかくハワイに来たのに、雨に降られるのは嫌なものです。実際、ハワイでは雨によく降られます。でも朝や夕方のにわか雨は、虹を見るチャンス。雨がやんだら、太陽と逆の方向を眺めましょう。きれいな虹が出ているかも。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る