まだまだ暑い日も続きますが、夏もそろそろ終わり。今年の夏は旅行しなかった、ああハワイのキレイな景色を見て、癒されたい・・・でも今は、なかなかハワイへは行けないよー、と仰る方のために、今回も、今ではなくても、なかなか行けないハワイの絶景ポイントをご紹介します。今回は前回と違って、体力次第で頑張れば行けるかも、と少し敷居は下がっております。

ボルケーノ国立公園の目玉、ハレマウマウ ・クレーターを臨む絶景

ハワイ島観光の目玉と言えば、ボルケーノ国立公園でしょう。火山活動がちょっとお休み中の今は、どろどろ溶岩は見ることができませんが、それでもボルケーノ国立公園では、火山活動が残した大きなクレーターや、緑深い密林、真っ黒な溶岩が織り成す、雄大な景色を見ることができます。一昨年の大規模な火山活動に伴い、閉鎖されていた国立公園内の施設や地域も、(コロナ禍にある現在、再び閉鎖された施設もありますが)徐々に公開されていました。国立公園内の有名な観光ポイントから見る景色も、とても素晴らしいのですが、あまり有名ではない場所にも、息を飲むような絶景を臨める所が幾つもあります。そんな絶景ポイントの中には、いろいろな理由で、行き難くなってしまった場所もあるのです。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの途中にある、ホーレイ・パリ展望台

ボルケーノ国立公園の南東、海とキラウエア火山の間には、高い崖がそびえています。これらの崖は火山活動や地震などで、地盤が崩れて崖になったものです。キラウエア火山から海へ向かうチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、この崖の一つ、ホーレイ・パリを下ります。パリはハワイ語で「崖」なので「ホーレイ崖」という意味ですね。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの途中にあるケアラコモ展望台では、ホーレイ・パリの上から絶景を見渡すことができます。眼下に広がる溶岩の大地と、遠くに見える青い海は、ため息がでるほど美しい景色です。ボルケーノ国立公園を訪れる際には、少し足を伸ばしてチェーン・オブ・クレーターズもドライブして、この景色をぜひ見に行って下さい・・・あれっ、全然行き難くないですね。ふふふ、なかなか行けない絶景ポイントは、この展望台ではないんです。

ヒイナ・パリ・ロードをドライブ

キラウエア火山からチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを、海へと下りて行く途中に、いくつか脇道があります。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードをドライブしたことがあるけれど、脇道なんてあったかな?と思われた方が、いらっしゃるかも。真っ直ぐ坂を下るチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、スピードも出るし、森の中へ曲がる脇道は見つけ難い。ヒイナ・パリ・ロードは、そんな脇道の一つです。オヒア・レフアの森を抜ける道は、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードに比べて傾斜が緩く、車が一台通れるほどの幅です。そして結構長い距離を、ドライブします。この道を走る車が少ないのは、脇道を見つけ難いことに加えて、単調な道が続くこの道が、魅力的に見えないからかな。ほとんど車の往来がない、ヒイナ・パリ・ロードですが、木々に隠れて見えないカーブの先から、対向車がやって来ることがあるので、運転には気をつけて。

テント設営場所には、ピクニック・ベンチも完備のクラナオクアイキ・キャンプ場

細い道を6キロ半ほどドライブすると、クラナオクアイキ・キャンプ場に到着します。ここは、ボルケーノ国立公園にある2つのキャンプ場の一つで、国立公園のゲート内にある唯一のキャンプ場です。ゲートの外にあるナーマカニ・パイオ・キャンプ場は、なかなかの人気のようで、いつも複数のテントが張られている所を見かけますが、水場もなく火を炊くことも禁止されているクラナオクアイキ・キャンプ場には、ほとんど人の気配がありません。ヒイナ・パリ・ロードを何度もドライブしていますが、キャンパーを見かけたことは、一度あったかな、くらいの人気度です。そして現在は、車が通行できるのは、ここまで。おー、行き難くなって来ましたね。2018年の火山活動に伴う地震の影響で、道が壊れ通行できなくなった、と聞いていましたが、現在は火事の危険があるため、と言うことで車両で行くことができなくなっています。

ヒイナ・パリ・ロードの終点、ヒイナ・パリ展望台

でも、キャンプ場から先へは、歩いて行けば大丈夫(だと思います)。禁止されているのは、車両の通行なので、徒歩で行くことはできそうです。ただ終点の絶景ポイントまでは、キャンプ場から8kmほどありますが・・。オヒア・レフアの森が続いていた入り口付近と違い、背の低い潅木が生える草原の中を、ヒイナ・パリ・ロードは続いています。車でも単調でちょっと長いなあ、と思う道なので、歩いて行くのはきっと大変でしょう。でも、終点には絶景が待っていますよ。

ヒイナ・パリ展望台は、静かで気持ちのいい絶景ポイント

終点のヒイナ・パリ展望台は、この地域では最も大きな崖であるヒイナ・パリの上にあります。ヒイナ・パリはハワイ語で「風の強い崖」の意味だそうですが、その名前の通り、風が強く吹いていることが多い場所です。あまりにも風が強い時は、展望台にある石造りのシェルターに入って、風を避けたり、崖を少し下って物陰に隠れたりしながらも、景色をうっとり眺めてしまいます。ケアラコモ展望台に比べて、海に近いヒイナ・パリ展望台は、また違った魅力があるような気がします。何より、ほとんど人がいないので、この絶景を独占している、という贅沢な時間を過ごすことができるのです。夕方、風が凪いだ展望台から、次第に色を変える海と空を眺めているのは、素晴らしいひと時でした。早くまた、ハワイの絶景を探しに行けますように。

ハワイの絶景を見たい!<ハワイ島>https://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2020/09/hawaiibiyori264-1.jpghttps://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2020/09/hawaiibiyori264-1-150x150.jpgNOPUハワイ日和キラウエア火山,クラナオクアイキ・キャンプ場,チェーン・オブ・クレーターズ・ロード,ナーマカニ・パイオ・キャンプ場,ハワイ島,ヒイナ・パリ・ロード,ヒイナ・パリ展望台,ボルケーノ国立公園まだまだ暑い日も続きますが、夏もそろそろ終わり。今年の夏は旅行しなかった、ああハワイのキレイな景色を見て、癒されたい・・・でも今は、なかなかハワイへは行けないよー、と仰る方のために、今回も、今ではなくても、なかなか行けないハワイの絶景ポイントをご紹介します。今回は前回と違って、体力次第で頑張れば行けるかも、と少し敷居は下がっております。 ハワイ島観光の目玉と言えば、ボルケーノ国立公園でしょう。火山活動がちょっとお休み中の今は、どろどろ溶岩は見ることができませんが、それでもボルケーノ国立公園では、火山活動が残した大きなクレーターや、緑深い密林、真っ黒な溶岩が織り成す、雄大な景色を見ることができます。一昨年の大規模な火山活動に伴い、閉鎖されていた国立公園内の施設や地域も、(コロナ禍にある現在、再び閉鎖された施設もありますが)徐々に公開されていました。国立公園内の有名な観光ポイントから見る景色も、とても素晴らしいのですが、あまり有名ではない場所にも、息を飲むような絶景を臨める所が幾つもあります。そんな絶景ポイントの中には、いろいろな理由で、行き難くなってしまった場所もあるのです。 ボルケーノ国立公園の南東、海とキラウエア火山の間には、高い崖がそびえています。これらの崖は火山活動や地震などで、地盤が崩れて崖になったものです。キラウエア火山から海へ向かうチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、この崖の一つ、ホーレイ・パリを下ります。パリはハワイ語で「崖」なので「ホーレイ崖」という意味ですね。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの途中にあるケアラコモ展望台では、ホーレイ・パリの上から絶景を見渡すことができます。眼下に広がる溶岩の大地と、遠くに見える青い海は、ため息がでるほど美しい景色です。ボルケーノ国立公園を訪れる際には、少し足を伸ばしてチェーン・オブ・クレーターズもドライブして、この景色をぜひ見に行って下さい・・・あれっ、全然行き難くないですね。ふふふ、なかなか行けない絶景ポイントは、この展望台ではないんです。 キラウエア火山からチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを、海へと下りて行く途中に、いくつか脇道があります。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードをドライブしたことがあるけれど、脇道なんてあったかな?と思われた方が、いらっしゃるかも。真っ直ぐ坂を下るチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、スピードも出るし、森の中へ曲がる脇道は見つけ難い。ヒイナ・パリ・ロードは、そんな脇道の一つです。オヒア・レフアの森を抜ける道は、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードに比べて傾斜が緩く、車が一台通れるほどの幅です。そして結構長い距離を、ドライブします。この道を走る車が少ないのは、脇道を見つけ難いことに加えて、単調な道が続くこの道が、魅力的に見えないからかな。ほとんど車の往来がない、ヒイナ・パリ・ロードですが、木々に隠れて見えないカーブの先から、対向車がやって来ることがあるので、運転には気をつけて。 細い道を6キロ半ほどドライブすると、クラナオクアイキ・キャンプ場に到着します。ここは、ボルケーノ国立公園にある2つのキャンプ場の一つで、国立公園のゲート内にある唯一のキャンプ場です。ゲートの外にあるナーマカニ・パイオ・キャンプ場は、なかなかの人気のようで、いつも複数のテントが張られている所を見かけますが、水場もなく火を炊くことも禁止されているクラナオクアイキ・キャンプ場には、ほとんど人の気配がありません。ヒイナ・パリ・ロードを何度もドライブしていますが、キャンパーを見かけたことは、一度あったかな、くらいの人気度です。そして現在は、車が通行できるのは、ここまで。おー、行き難くなって来ましたね。2018年の火山活動に伴う地震の影響で、道が壊れ通行できなくなった、と聞いていましたが、現在は火事の危険があるため、と言うことで車両で行くことができなくなっています。 でも、キャンプ場から先へは、歩いて行けば大丈夫(だと思います)。禁止されているのは、車両の通行なので、徒歩で行くことはできそうです。ただ終点の絶景ポイントまでは、キャンプ場から8kmほどありますが・・。オヒア・レフアの森が続いていた入り口付近と違い、背の低い潅木が生える草原の中を、ヒイナ・パリ・ロードは続いています。車でも単調でちょっと長いなあ、と思う道なので、歩いて行くのはきっと大変でしょう。でも、終点には絶景が待っていますよ。 終点のヒイナ・パリ展望台は、この地域では最も大きな崖であるヒイナ・パリの上にあります。ヒイナ・パリはハワイ語で「風の強い崖」の意味だそうですが、その名前の通り、風が強く吹いていることが多い場所です。あまりにも風が強い時は、展望台にある石造りのシェルターに入って、風を避けたり、崖を少し下って物陰に隠れたりしながらも、景色をうっとり眺めてしまいます。ケアラコモ展望台に比べて、海に近いヒイナ・パリ展望台は、また違った魅力があるような気がします。何より、ほとんど人がいないので、この絶景を独占している、という贅沢な時間を過ごすことができるのです。夕方、風が凪いだ展望台から、次第に色を変える海と空を眺めているのは、素晴らしいひと時でした。早くまた、ハワイの絶景を探しに行けますように。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る