今年も、猛暑が続いています。ああ、海で涼みたい、ハワイの海に行きたい・・・と、言うわけで、今回のハワイ日和は、カウアイ島のビーチをご紹介します。

カララウ・トレイルから見た、人気のケエ・ビーチ
カララウ・トレイルから見た、人気のケエ・ビーチ

カウアイ島のビーチをご紹介するのは、2回目です。前回ご紹介した時から、既に8年も経ってしまい、カウアイ島のビーチ事情も色々変化がありました。カウアイ島を訪れる旅行者がとても増えたため、どこのビーチもかなり混雑しています。カウアイ島の北西端にある、人気のケエ・ビーチは、ハワイ州の住民以外は、入場料金と事前の入場予約が必要になりました。2021年の現在でも、ケエ・ビーチ入場の予約を取るのはとても難しく、特に駐車場の予約(レンタカーで行く場合、人数分の入場予約と車の駐車予約がそれぞれ必要)は、予約受け付け(1ヶ月前から予約可能)と同時に、完売状態になるようです。

ANINI BEACH

ケエ・ビーチがかなり混雑し始めた頃から、じわじわと人気になってきたのが、アニニ・ビーチです。以前は、訪れる人も少なめでしたが、今では、混んでいるビーチの一つになってしまいました。アニニ・ビーチは、カウアイ島の北側、キラウエアとプリンスヴィルの間にあるビーチです。白砂の海岸が長く続き、その海岸線に沿って木々が並んでいます。遠浅の海は、波も穏やか。海岸のすぐ波打ちぎわに、モモタマナの木々が、気持ちのいい木陰を作っていて、一日のんびり過ごすのには、ぴったりのビーチです。

木陰が気持ちいい、アニニ・ビーチ
木陰が気持ちいい、アニニ・ビーチ

アニニ・ビーチを訪れる人は、ひたすらビーチでまったりしている人たちが多いようです。休日に、小さな子供の誕生会をしているグループを時々見かけますが、ビーチはだいたいいつも静かで、お昼寝にもぴったり。海から吹いて来る涼しい風にあたりながら、ウトウトする午後は、ハワイの至福の時間です。ビーチに寝転んで、海をぼんやり見ていると、キラウエア灯台近くに営巣しているコアホウドリが、頭上に飛んで来ることもあります。風が強くなる午後には、ウィンド・サーフィンやカイト・サーフィンを楽しむ人たちも見かけます。アニニ・ビーチの前にある牧草地には、数頭の馬が放牧されています。柵越しに見ていると、フレンドリーな馬たちが、すぐ近くまで寄って来るのが、アニニ・ビーチでの密かな楽しみの一つです。

アニニ・ビーチ近くにいる、フレンドリーな馬たち
アニニ・ビーチ近くにいる、フレンドリーな馬たち

GLASS BEACH

グラス・ビーチは、小さなカウアイ島の中でも、小さなビーチです。グラス・ビーチがあるのは、カウアイ島の南、ナ・パリ・コーストへのボート・ツアーが発着する港、ポート・アレンの近く。工場が立ち並ぶ道を抜けた先にある、遊泳にも向かないこのビーチを目指す人が多いのは、緑や青のシーグラスでいっぱいのビーチの写真を見て「ぜひ行きたい!」と思うからでしょう。しかし、緑や青のシーグラスがあったのは、過去の事。きれいで大きめのシーグラスは拾い尽くされて、私が初めてグラス・ビーチに行った10年以上前でも、小さな茶色いシーグラスがあるだけでした。

グラス・ビーチ。写真のマジックかな
グラス・ビーチ。写真のマジックかな

グラス・ビーチの景観を保つため、シーグラスを拾わないで欲しい、との事ですが、そもそもグラス・ビーチは、近隣のゴミ捨て場から出た、ガラスのかけらが海で削られて集まったものだそうです。ガラスの分別が進んだ現在では、もうグラス・ビーチが緑や青のシーグラスで、いっぱいになることはないでしょう。写真映えを求める人たちには残念ですが、それはそれでよかったのかもしれません。

POLIHALE BEACH

観光客が増え、どこのビーチも人が多いカウアイ島ですが、いつ行っても広々としているビーチがあります。それがポリハレ・ビーチです。カウアイ島の西端に、ポリハレ・ビーチはあります。ポリハレ・ビーチへ行くには、長い距離の未舗装道路を通らなくてはいけません。そのため、多くのレンタカー会社は通行を禁止しています。この未舗装道路は、大雨の後などには、通行不能になることもあるので注意が必要です。しかもポリハレ・ビーチは、波が高く、遊泳には向いていません。ビーチには木陰もないので、強い日差しの下で、長居をするのはなかなか大変です。

ポリハレ・ビーチ。遠くにニイハウ島の影
ポリハレ・ビーチ。遠くにニイハウ島の影

しかし、ポリハレ・ビーチには、他のビーチにはない絶景があります。ポリハレ・ビーチに打ち寄せる波は、美しいエメラルド・グリーン。大きな波に乗るサーファーも、よく見かけます。どこまでも続くかのように見える海岸は、昼間には眩しく輝いて、サングラスが必須アイテムです。そのポリハレ・ビーチが、一番美しく見えるのは、やはり夕方かもしれません。夕陽に照らされたポリハレ・ビーチの砂浜は、やさしいオレンジ色に変わり、ビーチの北側にあるナ・パリの斜面も赤く染まっています。ニイハウ島の影も、海の向こうに見えるでしょう。夕陽を眺めながら、どこまでもビーチを歩いて行けそうです。でも、ポリハレ・ビーチは、カウアイ島の西の外れ。帰路は遠いし、街灯もありません。夕陽が海に落ちる前に、帰り支度をした方がいいですね。

夕暮れのポリハレ・ビーチ
夕暮れのポリハレ・ビーチ
https://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2021/08/hawaiibiyori275.jpghttps://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2021/08/hawaiibiyori275-150x150.jpgNOPUハワイ日和アニニ・ビーチ,カウアイ,グラス・ビーチ,ケエ・ビーチ,ハワイ,ビーチ,ポリハレ・ビーチ今年も、猛暑が続いています。ああ、海で涼みたい、ハワイの海に行きたい・・・と、言うわけで、今回のハワイ日和は、カウアイ島のビーチをご紹介します。 カウアイ島のビーチをご紹介するのは、2回目です。前回ご紹介した時から、既に8年も経ってしまい、カウアイ島のビーチ事情も色々変化がありました。カウアイ島を訪れる旅行者がとても増えたため、どこのビーチもかなり混雑しています。カウアイ島の北西端にある、人気のケエ・ビーチは、ハワイ州の住民以外は、入場料金と事前の入場予約が必要になりました。2021年の現在でも、ケエ・ビーチ入場の予約を取るのはとても難しく、特に駐車場の予約(レンタカーで行く場合、人数分の入場予約と車の駐車予約がそれぞれ必要)は、予約受け付け(1ヶ月前から予約可能)と同時に、完売状態になるようです。 ANINI BEACH ケエ・ビーチがかなり混雑し始めた頃から、じわじわと人気になってきたのが、アニニ・ビーチです。以前は、訪れる人も少なめでしたが、今では、混んでいるビーチの一つになってしまいました。アニニ・ビーチは、カウアイ島の北側、キラウエアとプリンスヴィルの間にあるビーチです。白砂の海岸が長く続き、その海岸線に沿って木々が並んでいます。遠浅の海は、波も穏やか。海岸のすぐ波打ちぎわに、モモタマナの木々が、気持ちのいい木陰を作っていて、一日のんびり過ごすのには、ぴったりのビーチです。 アニニ・ビーチを訪れる人は、ひたすらビーチでまったりしている人たちが多いようです。休日に、小さな子供の誕生会をしているグループを時々見かけますが、ビーチはだいたいいつも静かで、お昼寝にもぴったり。海から吹いて来る涼しい風にあたりながら、ウトウトする午後は、ハワイの至福の時間です。ビーチに寝転んで、海をぼんやり見ていると、キラウエア灯台近くに営巣しているコアホウドリが、頭上に飛んで来ることもあります。風が強くなる午後には、ウィンド・サーフィンやカイト・サーフィンを楽しむ人たちも見かけます。アニニ・ビーチの前にある牧草地には、数頭の馬が放牧されています。柵越しに見ていると、フレンドリーな馬たちが、すぐ近くまで寄って来るのが、アニニ・ビーチでの密かな楽しみの一つです。 GLASS BEACH グラス・ビーチは、小さなカウアイ島の中でも、小さなビーチです。グラス・ビーチがあるのは、カウアイ島の南、ナ・パリ・コーストへのボート・ツアーが発着する港、ポート・アレンの近く。工場が立ち並ぶ道を抜けた先にある、遊泳にも向かないこのビーチを目指す人が多いのは、緑や青のシーグラスでいっぱいのビーチの写真を見て「ぜひ行きたい!」と思うからでしょう。しかし、緑や青のシーグラスがあったのは、過去の事。きれいで大きめのシーグラスは拾い尽くされて、私が初めてグラス・ビーチに行った10年以上前でも、小さな茶色いシーグラスがあるだけでした。 グラス・ビーチの景観を保つため、シーグラスを拾わないで欲しい、との事ですが、そもそもグラス・ビーチは、近隣のゴミ捨て場から出た、ガラスのかけらが海で削られて集まったものだそうです。ガラスの分別が進んだ現在では、もうグラス・ビーチが緑や青のシーグラスで、いっぱいになることはないでしょう。写真映えを求める人たちには残念ですが、それはそれでよかったのかもしれません。 POLIHALE BEACH 観光客が増え、どこのビーチも人が多いカウアイ島ですが、いつ行っても広々としているビーチがあります。それがポリハレ・ビーチです。カウアイ島の西端に、ポリハレ・ビーチはあります。ポリハレ・ビーチへ行くには、長い距離の未舗装道路を通らなくてはいけません。そのため、多くのレンタカー会社は通行を禁止しています。この未舗装道路は、大雨の後などには、通行不能になることもあるので注意が必要です。しかもポリハレ・ビーチは、波が高く、遊泳には向いていません。ビーチには木陰もないので、強い日差しの下で、長居をするのはなかなか大変です。 しかし、ポリハレ・ビーチには、他のビーチにはない絶景があります。ポリハレ・ビーチに打ち寄せる波は、美しいエメラルド・グリーン。大きな波に乗るサーファーも、よく見かけます。どこまでも続くかのように見える海岸は、昼間には眩しく輝いて、サングラスが必須アイテムです。そのポリハレ・ビーチが、一番美しく見えるのは、やはり夕方かもしれません。夕陽に照らされたポリハレ・ビーチの砂浜は、やさしいオレンジ色に変わり、ビーチの北側にあるナ・パリの斜面も赤く染まっています。ニイハウ島の影も、海の向こうに見えるでしょう。夕陽を眺めながら、どこまでもビーチを歩いて行けそうです。でも、ポリハレ・ビーチは、カウアイ島の西の外れ。帰路は遠いし、街灯もありません。夕陽が海に落ちる前に、帰り支度をした方がいいですね。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る