季節外れの真夏日もありましたが、気がつけばすっかり秋も深まって来ました。今秋の食欲強化シリーズ第2弾は「ローカル・レストラン」です。近年、お値段お高めになってきたハワイの外食でも、比較的リーズナブルなローカル・レストランで、おなかいっぱい食べましょう。

DON’S GRILL(ハワイ島)

ヒロの住宅街にあるドンズ・グリル
ヒロの住宅街にあるドンズ・グリル

もう10年以上も前に「ローカル・レストランへ行こう!」で、ご紹介したドンズ・グリルを再びご紹介!というのも、私が「ハワイのローカル・レストラン」と聞くと、一番始めに思い浮かぶのが、ドンズ・グリルだからです。ドンズ・グリルがあるのは、ハワイ島のヒロ。メリー・モナーク・フェスティバルの会場でもあるエディス・カナカオレ・スタジアムに程近い住宅街で、駐車場からはみ出そうなほど車が停まっている店がドンズ・グリルです。

ドンズ・グリルのサイミン。サイミンはハワイのローカル・レストランの定番メニュー
ドンズ・グリルのサイミン。サイミンはハワイのローカル・レストランの定番メニュー

ドンズ・グリルは、創業1988年と、それほど歴史があるわけではありません。でも、ものすごく流行っていたレストランが、あっという間に閉店していたりするヒロで、ずっとドンズ・グリルは人気のレストランです。ハワイ島のローカル新聞で、ベスト・ファミリー・レストランの常連なことからも伺えるように、ドンズ・グリルのお客さんは地元の家族連れが多く、3世代や4世代の大家族で食事、というグループもよく見かけます。ディナータイムに行くと、必ずと言っていいほど誕生日パーティのグループに出会うのも、ドンズ・グリルならでは。ハワイ定番のロコモコやサイミン、サンドイッチにハンバーガー、大盛りのアラカルトなど、メニューの種類が豊富で安心のお値段なのも人気の理由かも。垢抜けたカフェも目立つようになったヒロですが、いつまでもローカル・スタイルのドンズ・グリルであってほしいな、と思います。

SAM SATO’S(マウイ島)

サム・サトウズのバナナ・ホットケーキ。バターをたっぷりつけて頂きます
サム・サトウズのバナナ・ホットケーキ。バターをたっぷりつけて頂きます

こちらも、だいぶ以前にご紹介したことがあるお店です。とはいえ、以前ご紹介したのは「パンケーキを食べよう!」の中でした。外側はカリカリ、中はモチモチ、バターたっぷりのサム・サトウズのバナナ・ホットケーキは大好物です。しかし、サム・サトウズの看板メニューはドライミン。今回はドライミン中心にご紹介したいと思います。サム・サトウズは、日系二世のサム・サトウさんが1933年に、カフルイ空港とパイアの中間辺りで創業したレストランです。その後、何度か移転して、現在サム・サトウズがあるのはワイルクの少し分かり難い場所。初めて行った時は、しばらく周辺をうろうろ探しまわってしまいましたが、お店を見つける目印になったのは、やはりたくさん車が停まっている駐車場でした。

サム・サトウズのドライミン。辛子とスープが添えられていますが、食べ方は自由で
サム・サトウズのドライミン。辛子とスープが添えられていますが、食べ方は自由で

さて、サム・サトウズの看板メニューのドライミンとは何でしょう。ドライミンは汁なしサイミン、という感じ。味付けされた麺は、日本の焼きそばとも油そばとも違う、独特な一品です。サム・サトウズのシークレット・レシピで作られたドライミンは、太めの麺に醤油ベースの味付け、チャーシューと葱、もやしがトッピングされていて、中華味のスープが別添えされています。・・・スープ、いつもこのスープを「どう食べるか?」が悩みどころです。ドライミンは味が既に付いているけど、スープに漬けて食べるのか?それとも、スープは、ただ「スープ」として別に飲むものか?周囲の常連らしい地元の人たちを、ヨコメで見ていると・・・あの人はスープに漬けている、あれっ、この人はスープを残している!、ああっ、あの人はいきなり全部のスープをドライミンにかけている!もう、それはサイミンなのでは・・!?と、みなさん食べ方は様々。どんな食べ方をしてもOKなのが、ドライミンということかな。

TIP TOP CAFE(カウアイ島)

ティップ・トップ・カフェで朝ごはん。パンケーキは100年近く変わらないレシピ
ティップ・トップ・カフェで朝ごはん。パンケーキは100年近く変わらないレシピ

カウアイ島リフエのティップ・トップ・カフェは、なんと1916年が創業の老舗レストラン。日系一世のオオタ・デンジロウ氏がリフエで最初に作ったコーヒー・ショップは、現在の場所に移転後、宿泊施設も併設された「TIP TOP MOTEL, CAFE AND BAKERY」になりました。創業から100年を越えた今でも、地元の人々に愛されているレストランです。ティップ・トップ・カフェはリフエのメイン・ストリートから少し離れた、やはりちょっと分かり難い場所にあります。住宅街を「アカヒ(ハワイ語で1)・ストリートだっけ? エルア(ハワイ語で2)・ストリートだっけ?」と悩みながら車を走らせることが多いのですが、こんな時も目印になるのは、駐車場にずらりと並んだ地元のお客さんの車です。

ティップ・トップ・カフェのオックス・テール・スープ。これは小さいサイズ
ティップ・トップ・カフェのオックス・テール・スープ。これは小さいサイズ

さて、ティップ・トップ・カフェの看板メニューは、何でしょう。カウアイ島の郡長だったクニムラ氏の名前が付いたスペシャル・オムレツでしょうか。1920年代から変わらないレシピで作られているパンケーキでしょうか。カウアイの友人たちからオススメされたのは、オックス・テール・スープです。メニューにも「ティップ・トップの有名なオックス・テール・スープ、カウアイのお気に入り」と、ひときわ強調されて書かれています。たっぷりの生姜とパクチーが添えらた、ティップ・トップ・カフェのオックス・テール・スープは、澄んだコンソメ風。あっさりした味付けは、日本人好みでしょう。小さいサイズをオーダーしたのに、食べても食べても丼には肉がごろごろ。牛の尻尾部分のコラーゲンたっぷりな骨付き肉は、柔らかくてほろほろと骨から外れます。カニを食べているときのように無言になってしまうのが、オックス・テール・スープの難点なんですけどね。

DON’S GRILL
485 Hinano St, Hilo, BIG ISLAND

SAM SATO’S
1750 Wili Pa Loop, Wailuku, MAUI

TIP TOP MOTEL, CAFE AND BAKERY
3173 Akahi St, Lihue, KAUAI

ローカル・レストランへ行こう!・その2 https://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2019/10/hawaibiyori253.jpghttps://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2019/10/hawaibiyori253-150x150.jpgNOPUハワイ日和カウアイ,サム・サトウズ,ティップ・トップ・カフェ,ドンズ・グリル,ハワイ,マウイ,ローカルレストラン季節外れの真夏日もありましたが、気がつけばすっかり秋も深まって来ました。今秋の食欲強化シリーズ第2弾は「ローカル・レストラン」です。近年、お値段お高めになってきたハワイの外食でも、比較的リーズナブルなローカル・レストランで、おなかいっぱい食べましょう。 DON’S GRILL(ハワイ島) もう10年以上も前に「ローカル・レストランへ行こう!」で、ご紹介したドンズ・グリルを再びご紹介!というのも、私が「ハワイのローカル・レストラン」と聞くと、一番始めに思い浮かぶのが、ドンズ・グリルだからです。ドンズ・グリルがあるのは、ハワイ島のヒロ。メリー・モナーク・フェスティバルの会場でもあるエディス・カナカオレ・スタジアムに程近い住宅街で、駐車場からはみ出そうなほど車が停まっている店がドンズ・グリルです。 ドンズ・グリルは、創業1988年と、それほど歴史があるわけではありません。でも、ものすごく流行っていたレストランが、あっという間に閉店していたりするヒロで、ずっとドンズ・グリルは人気のレストランです。ハワイ島のローカル新聞で、ベスト・ファミリー・レストランの常連なことからも伺えるように、ドンズ・グリルのお客さんは地元の家族連れが多く、3世代や4世代の大家族で食事、というグループもよく見かけます。ディナータイムに行くと、必ずと言っていいほど誕生日パーティのグループに出会うのも、ドンズ・グリルならでは。ハワイ定番のロコモコやサイミン、サンドイッチにハンバーガー、大盛りのアラカルトなど、メニューの種類が豊富で安心のお値段なのも人気の理由かも。垢抜けたカフェも目立つようになったヒロですが、いつまでもローカル・スタイルのドンズ・グリルであってほしいな、と思います。 SAM SATO’S(マウイ島) こちらも、だいぶ以前にご紹介したことがあるお店です。とはいえ、以前ご紹介したのは「パンケーキを食べよう!」の中でした。外側はカリカリ、中はモチモチ、バターたっぷりのサム・サトウズのバナナ・ホットケーキは大好物です。しかし、サム・サトウズの看板メニューはドライミン。今回はドライミン中心にご紹介したいと思います。サム・サトウズは、日系二世のサム・サトウさんが1933年に、カフルイ空港とパイアの中間辺りで創業したレストランです。その後、何度か移転して、現在サム・サトウズがあるのはワイルクの少し分かり難い場所。初めて行った時は、しばらく周辺をうろうろ探しまわってしまいましたが、お店を見つける目印になったのは、やはりたくさん車が停まっている駐車場でした。 さて、サム・サトウズの看板メニューのドライミンとは何でしょう。ドライミンは汁なしサイミン、という感じ。味付けされた麺は、日本の焼きそばとも油そばとも違う、独特な一品です。サム・サトウズのシークレット・レシピで作られたドライミンは、太めの麺に醤油ベースの味付け、チャーシューと葱、もやしがトッピングされていて、中華味のスープが別添えされています。・・・スープ、いつもこのスープを「どう食べるか?」が悩みどころです。ドライミンは味が既に付いているけど、スープに漬けて食べるのか?それとも、スープは、ただ「スープ」として別に飲むものか?周囲の常連らしい地元の人たちを、ヨコメで見ていると・・・あの人はスープに漬けている、あれっ、この人はスープを残している!、ああっ、あの人はいきなり全部のスープをドライミンにかけている!もう、それはサイミンなのでは・・!?と、みなさん食べ方は様々。どんな食べ方をしてもOKなのが、ドライミンということかな。 TIP TOP CAFE(カウアイ島) カウアイ島リフエのティップ・トップ・カフェは、なんと1916年が創業の老舗レストラン。日系一世のオオタ・デンジロウ氏がリフエで最初に作ったコーヒー・ショップは、現在の場所に移転後、宿泊施設も併設された「TIP TOP MOTEL, CAFE AND BAKERY」になりました。創業から100年を越えた今でも、地元の人々に愛されているレストランです。ティップ・トップ・カフェはリフエのメイン・ストリートから少し離れた、やはりちょっと分かり難い場所にあります。住宅街を「アカヒ(ハワイ語で1)・ストリートだっけ? エルア(ハワイ語で2)・ストリートだっけ?」と悩みながら車を走らせることが多いのですが、こんな時も目印になるのは、駐車場にずらりと並んだ地元のお客さんの車です。 さて、ティップ・トップ・カフェの看板メニューは、何でしょう。カウアイ島の郡長だったクニムラ氏の名前が付いたスペシャル・オムレツでしょうか。1920年代から変わらないレシピで作られているパンケーキでしょうか。カウアイの友人たちからオススメされたのは、オックス・テール・スープです。メニューにも「ティップ・トップの有名なオックス・テール・スープ、カウアイのお気に入り」と、ひときわ強調されて書かれています。たっぷりの生姜とパクチーが添えらた、ティップ・トップ・カフェのオックス・テール・スープは、澄んだコンソメ風。あっさりした味付けは、日本人好みでしょう。小さいサイズをオーダーしたのに、食べても食べても丼には肉がごろごろ。牛の尻尾部分のコラーゲンたっぷりな骨付き肉は、柔らかくてほろほろと骨から外れます。カニを食べているときのように無言になってしまうのが、オックス・テール・スープの難点なんですけどね。 DON’S GRILL 485 Hinano St, Hilo, BIG ISLAND SAM SATO’S 1750 Wili Pa Loop, Wailuku, MAUI TIP TOP MOTEL, CAFE AND BAKERY 3173 Akahi St, Lihue, KAUAIハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る