ハワイに行きたい!と、冬よりも蒸し暑い夏の方が強く思うのは、私だけでしょうか。ビーチを散策しながら涼しい風に吹かれたい。特に夕方、あの桟橋の辺りを歩きながら・・・、ということで、今月のハワイ日和は、ネイバーアイランドの桟橋をご紹介します。

夕方のハナレイ桟橋に集まる人々
夕方のハナレイ桟橋に集まる人々

カウアイ島のハナレイが好きな人は多いようです。アロハカワラ版10周年の特集では、ミノリさんも、スタッフの児玉さんも、ハナレイを好きな場所に挙げていらっしゃいます、かく言う私も・・・。ハナレイは、カウアイの北にある小さな街です。カウアイでも人気の街ですが、ハナレイの入り口にある小さな橋を大型バスは渡ることができません。そのため団体の観光客を見かけないせいか、のんびりした雰囲気が漂っています。

朝のハナレイ桟橋も気持ちがいいですよ
朝のハナレイ桟橋も気持ちがいいですよ

ハナレイ湾の東端にある桟橋は、ハナレイの街のシンボルとも言える存在でしょう。数年前に建て替え工事をした際も、地元の人たちが募金活動を積極的に行っていました。ハナレイ桟橋はいつ訪れても素晴らしいのですが、特に夕方、ハナレイ桟橋で海に落ちる夕陽を眺めるのは、うっとりするような特別な時間です。日没後の薄暮の時間帯をマジックアワーと言いますが、黄昏のハナレイ桟橋は、まさに魔法がかかったかのよう。カウアイへ行かれる方は、ぜひ夕方のハナレイ桟橋へ行ってみてください。

ハナレイから島の反対側、カウアイ島のワイメアにも桟橋があります。ワイメアは、ハナレイとは色々対照的な感じがする街です。時には肌寒くさえ感じるハナレイと違い、ワイメアはだいたいとても暑い。建物も道路も、空気さえも、赤土の色をしている感じがするワイメアは、カウアイの中でもローカル色の強い街だと思います。ワイメアの海は、ワイメア川から流れ出た赤土で濁っていて、観光客にはあまり人気がないようです。何度かワイメア桟橋へ行きましたが、海で遊んでいるのは、みんな地元の子供たちのようでした。

ワイメア桟橋
ワイメア桟橋

でも、ハナレイに比べて晴天率の高いワイメアでは、美しい夕暮れを見ることができる確率も高いかもしれません。天気が良ければ、桟橋からはニイハウ島が見えることもあります。遠くにぼんやり見える島影は、蜃気楼のよう。海に向かって延びたワイメア桟橋から見えるのは、遮るもののない広い広い海です。やはりワイメア桟橋も、夕方が一番きれいな気がします。夕陽に染まる雲と海を眺めて、何もしない時間を楽しむのに、ワイメア桟橋は素敵な場所です。

ワイメア桟橋の向こうに夕陽が沈む
ワイメア桟橋の向こうに夕陽が沈む

マウイ島のラハイナは、いつも観光客で賑わっています。ハワイの首都であったラハイナは、史跡が多く、古い建物も残る街ですが、今はマウイ観光の中心地というイメージが強いでしょう。フロント・ストリートには、お土産店やレストランが並び、数年前にはアウトレットモールもオープンしました。ハワイ語で「残酷な太陽」という意味のラハイナは、昼間はとても暑いのですが、夕方には涼しい海風に誘われるように、たくさんの人がフロント・ストリートに集まってきます。

ラハイナのマラ埠頭
ラハイナのマラ埠頭

そのラハイナから少し北、歩いて10分ほどの場所にマラ埠頭があります。マラ埠頭は100年ほど前に、フェリーや、さとうきびやパイナップルなどを運ぶ貨物船のために造られましたが、周囲の海流が速く、波が荒いことから、船を桟橋に着けることができなかったそうです。桟橋は使われないまま、1992年にハリケーン・イニキによって壊滅的なダメージを受け、今は崩壊寸前になっています。しかし、マラ埠頭はダイビング・スポットとして人気があるようで、この辺りではダイバーの姿をよく見かけます。鐘の音が聞こえてくるのは、近くに浄土宗のお寺があるからです。ハワイで聞く鐘の音は、不思議にノスタルジックな感じがしました。

夕方のマラ埠頭からカヌーで漕ぎ出す人
夕方のマラ埠頭からカヌーで漕ぎ出す人

ハワイ島のカウ地区の海岸は、溶岩が砕かれて作られた黒砂のビーチが多いのですが、ブラック・サンド・ビーチという名前で知られるプナルウ・ビーチは、ウミガメをよく見ることができることで人気です。ハワイ島ツアーの観光スポットにもなっていて、大型バスもよくやってきます。でも、そのすぐ近くのウィッティットン・ビーチパークを訪れる人はあまりいません。

ホヌアポの桟橋
ホヌアポの桟橋

かつてホヌアポ(ハワイ語で「捕まったカメ」)という村だったこのビーチパークにも、今ではほとんど土台だけとなった桟橋が残っています。ホヌアポは、1930年代までハワイ島の重要な港でした。さとうきび産業が盛んだった頃、この桟橋からたくさんの砂糖などが輸送されたそうです。1946年にハワイを襲った津波により、ホヌアポは壊滅的な被害を受け、桟橋もその時に壊れたままです。このビーチパークにある池では、地名の通りウミガメが泳いでいるところをよく見かけます。もちろん、捕まって池にいるわけではないので、遠くからそっと見ることにしています。

今は桟橋は土台だけになってしまっています
今は桟橋は土台だけになってしまっています
桟橋へ行こう!https://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2016/08/160818a-1024x680.jpghttps://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2016/08/160818a-150x150.jpgNOPUハワイ日和カウ,カウアイ,ハナレイ,ハワイ,ハワイ島,ホヌアポ,マウイ,マラ埠頭,ラハイナ,ワイメア,桟橋ハワイに行きたい!と、冬よりも蒸し暑い夏の方が強く思うのは、私だけでしょうか。ビーチを散策しながら涼しい風に吹かれたい。特に夕方、あの桟橋の辺りを歩きながら・・・、ということで、今月のハワイ日和は、ネイバーアイランドの桟橋をご紹介します。 カウアイ島のハナレイが好きな人は多いようです。アロハカワラ版10周年の特集では、ミノリさんも、スタッフの児玉さんも、ハナレイを好きな場所に挙げていらっしゃいます、かく言う私も・・・。ハナレイは、カウアイの北にある小さな街です。カウアイでも人気の街ですが、ハナレイの入り口にある小さな橋を大型バスは渡ることができません。そのため団体の観光客を見かけないせいか、のんびりした雰囲気が漂っています。 ハナレイ湾の東端にある桟橋は、ハナレイの街のシンボルとも言える存在でしょう。数年前に建て替え工事をした際も、地元の人たちが募金活動を積極的に行っていました。ハナレイ桟橋はいつ訪れても素晴らしいのですが、特に夕方、ハナレイ桟橋で海に落ちる夕陽を眺めるのは、うっとりするような特別な時間です。日没後の薄暮の時間帯をマジックアワーと言いますが、黄昏のハナレイ桟橋は、まさに魔法がかかったかのよう。カウアイへ行かれる方は、ぜひ夕方のハナレイ桟橋へ行ってみてください。 ハナレイから島の反対側、カウアイ島のワイメアにも桟橋があります。ワイメアは、ハナレイとは色々対照的な感じがする街です。時には肌寒くさえ感じるハナレイと違い、ワイメアはだいたいとても暑い。建物も道路も、空気さえも、赤土の色をしている感じがするワイメアは、カウアイの中でもローカル色の強い街だと思います。ワイメアの海は、ワイメア川から流れ出た赤土で濁っていて、観光客にはあまり人気がないようです。何度かワイメア桟橋へ行きましたが、海で遊んでいるのは、みんな地元の子供たちのようでした。 でも、ハナレイに比べて晴天率の高いワイメアでは、美しい夕暮れを見ることができる確率も高いかもしれません。天気が良ければ、桟橋からはニイハウ島が見えることもあります。遠くにぼんやり見える島影は、蜃気楼のよう。海に向かって延びたワイメア桟橋から見えるのは、遮るもののない広い広い海です。やはりワイメア桟橋も、夕方が一番きれいな気がします。夕陽に染まる雲と海を眺めて、何もしない時間を楽しむのに、ワイメア桟橋は素敵な場所です。 マウイ島のラハイナは、いつも観光客で賑わっています。ハワイの首都であったラハイナは、史跡が多く、古い建物も残る街ですが、今はマウイ観光の中心地というイメージが強いでしょう。フロント・ストリートには、お土産店やレストランが並び、数年前にはアウトレットモールもオープンしました。ハワイ語で「残酷な太陽」という意味のラハイナは、昼間はとても暑いのですが、夕方には涼しい海風に誘われるように、たくさんの人がフロント・ストリートに集まってきます。 そのラハイナから少し北、歩いて10分ほどの場所にマラ埠頭があります。マラ埠頭は100年ほど前に、フェリーや、さとうきびやパイナップルなどを運ぶ貨物船のために造られましたが、周囲の海流が速く、波が荒いことから、船を桟橋に着けることができなかったそうです。桟橋は使われないまま、1992年にハリケーン・イニキによって壊滅的なダメージを受け、今は崩壊寸前になっています。しかし、マラ埠頭はダイビング・スポットとして人気があるようで、この辺りではダイバーの姿をよく見かけます。鐘の音が聞こえてくるのは、近くに浄土宗のお寺があるからです。ハワイで聞く鐘の音は、不思議にノスタルジックな感じがしました。 ハワイ島のカウ地区の海岸は、溶岩が砕かれて作られた黒砂のビーチが多いのですが、ブラック・サンド・ビーチという名前で知られるプナルウ・ビーチは、ウミガメをよく見ることができることで人気です。ハワイ島ツアーの観光スポットにもなっていて、大型バスもよくやってきます。でも、そのすぐ近くのウィッティットン・ビーチパークを訪れる人はあまりいません。 かつてホヌアポ(ハワイ語で「捕まったカメ」)という村だったこのビーチパークにも、今ではほとんど土台だけとなった桟橋が残っています。ホヌアポは、1930年代までハワイ島の重要な港でした。さとうきび産業が盛んだった頃、この桟橋からたくさんの砂糖などが輸送されたそうです。1946年にハワイを襲った津波により、ホヌアポは壊滅的な被害を受け、桟橋もその時に壊れたままです。このビーチパークにある池では、地名の通りウミガメが泳いでいるところをよく見かけます。もちろん、捕まって池にいるわけではないので、遠くからそっと見ることにしています。ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る