2020年になりました、今年もよろしくお願いします。ハッピー・ニュー・イヤー!かんぱーい!!と、言うわけで、年始は何かとお酒を飲む機会も多いですね。今年は、ハワイ産のワインで乾杯するのは、いかがでしょう。

マウイ・ワインで乾杯しましょう!
マウイ・ワインで乾杯しましょう!

マウイ島の象徴でもあるハレアカラ山は、標高が3,055m。こんなに標高が高くても、山頂にレンタカーで行くことができる、マウイ島観光の中心地です。そのハレアカラ山の中腹に、マウイ・ワインのワイナリーがあります。マウイ・ワインの前身であった、テデスキー・ワイナリーが創業されたのは1974年なので、もう50年近い歴史を持つワイナリーです。ハレアカラ山の中腹、アップカントリーと呼ばれるこの地域は、マカワオ、クラ、ウルパラクアといった小さな町が点在しています。アップカントリーには、多くの牧場がありますが、ウルパラクアにあるマウイ・ワインのブドウ畑も、そんな牧場の一つでした。標高が600mほどのウルパラクアは、日中は25、6度とハワイでは涼しい地域ですが、夜間は14、5度にも下がって寒いくらいになります。この寒暖の差や、火山性土壌の水はけの良さ、南を向いた斜面で日当たりが良いことなどが、ブドウ栽培に適しているのでしょう。

ワイナリーがあるウルパラクアへ向かう道
ワイナリーがあるウルパラクアへ向かう道

さて、マウイ・ワインのワイナリーへは、カフルイ空港から40kmほど。ハレアカラ山頂方向への分かれ道を過ぎると、交通量もぐっと減って、建物もほとんどなくなります。草原の中をひたすらドライブして、やがてハイウェイ脇に牛や馬の姿が見えてきたら、ワイナリーまであと一息です。ワイナリーに着いて外へ出ると、ひんやりした空気に、ロング・ドライブも一気にリフレッシュする感じがします。春先なら、ジャカランダの紫の花も、見ることができるでしょう。ワイナリーは、美しいガーデンに古い建物が点在する、気持ちのよい場所です。アガパンサスの花が、紫のラインを引いて案内してくれているよう。花に導かれて、さっそくワイナリーへ入りましょう。

賑わうテイスティング・ルーム
賑わうテイスティング・ルーム

ワイナリーでは、ワインを買うだけでなく、試飲もできます。ここはぜひ、いろいろテイスティングしてみたいところですが、飲酒運転は、もちろんハワイでも違法。運転担当の方は、我慢してくださいね。テイスティングは、数年前までは無料で試飲できたのですが、最近は有料になったようです。マウイ・ワインのエステート・ワインは、とても人気があります。テイスティングで気に入ったワインを購入して、お土産にするのもいいし、マウイ滞在中に、家飲みならぬホテル飲みしてもいいですね。お土産といえば、マウイ・ワインには、人気のチョコレートもあります。パイナップル・ワイン風味のホワイト・チョコレートでマカデミアナッツを包んだ、パイナップル・スノーというチョコレートは、他では買えないお土産です。甘党の方には、こちらがおすすめ。

マウイ・ワインのラベルには、ウルパラクアの文字
マウイ・ワインのラベルには、ウルパラクアの文字

そう、マウイ・ワインには、パイナップルで作ったワインもあります。パイナップル・ワインは、創業時に植えたブドウが生育するまでの間に、試しに作ったワインだったそうです。それが評判を呼び、現在でもマウイ・ワインで人気のワインになっています。パイナップル・ワインに使用するのは、アップカントリーの町、ハリイマイレで採れたマウイ・ゴールドというパイナップル。厳選したパイナップルから作ったパイナップル・ワインは、食事に合うミディアム・ドライのタイプや、甘口の飲みやすいワイン、それにスパークリング・ワインもあります。パイナップル・ワインは、いかにもハワイらしい飲み物ですね。

ワイナリーに残る古い建物
ワイナリーに残る古い建物

マウイ・ワインのワイナリーには、テイスティング・ルームをはじめ、リノベーションされた古い建物がいくつも残っていて、古い建物好きの私にはたまらない場所です。ここはローズ・ランチと呼ばれた、サトウキビ産業で成功した富豪の邸宅がありました。カラカウア王もローズ・ランチを気に入って、頻繁に訪れていたそうです。ローズ・ランチの主人は、カラカウア王を歓待し、大変豪華な祝宴を催しました。カラカウア王を迎えるために祝砲を打った大砲は、今もワイナリーに残されています。テイスティング・ルームは、カラカウア王を迎えたゲスト・ハウスでした。カラカウア王は、ローズ・ランチでカードゲームをして楽しんでいたそうですが、ある時、眼下に見えるモロキニ島を賭けてしまいました。そして、負けた!カラカウア王は「モロキニなんて言ってない、オモレ・キニ(酒の名前)って言ったんだ」と言い逃れたのだそう。

ウルパラクアから海を眺める。カラカウア王が賭けたモロキニ島も見えます
ウルパラクアから海を眺める。カラカウア王が賭けたモロキニ島も見えます

建物だけではなく、ワイナリーには、カラカウア王が訪れた当時からある樹木も残っています。ワインを楽しむだけではなく、ガーデンや建物を散策して、カラカウア王が目にした風景を想像するのもいいですね。マウイ島の花とされる、ロケラニ(ハワイ語で「天国のバラ」)も、敷地内で見ることができるので、ぜひ探して見てください。

MAUI WINE
14815 Piilani Hwy, Kula, MAUI
テイスティング・ルームは10:00-17:00の営業

ワイナリーへ行こう!<マウイ島>https://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2020/01/hawaiibiyori256.jpghttps://www.holoholo.world/kawaraban/wp-content/uploads/2020/01/hawaiibiyori256-150x150.jpgNOPUハワイ日和エステートワイン,カラカウア王,ハワイ,パイナップルワイン,マウイ,ロケラニ,ローズランチ,ワイナリー,ワイン2020年になりました、今年もよろしくお願いします。ハッピー・ニュー・イヤー!かんぱーい!!と、言うわけで、年始は何かとお酒を飲む機会も多いですね。今年は、ハワイ産のワインで乾杯するのは、いかがでしょう。 マウイ島の象徴でもあるハレアカラ山は、標高が3,055m。こんなに標高が高くても、山頂にレンタカーで行くことができる、マウイ島観光の中心地です。そのハレアカラ山の中腹に、マウイ・ワインのワイナリーがあります。マウイ・ワインの前身であった、テデスキー・ワイナリーが創業されたのは1974年なので、もう50年近い歴史を持つワイナリーです。ハレアカラ山の中腹、アップカントリーと呼ばれるこの地域は、マカワオ、クラ、ウルパラクアといった小さな町が点在しています。アップカントリーには、多くの牧場がありますが、ウルパラクアにあるマウイ・ワインのブドウ畑も、そんな牧場の一つでした。標高が600mほどのウルパラクアは、日中は25、6度とハワイでは涼しい地域ですが、夜間は14、5度にも下がって寒いくらいになります。この寒暖の差や、火山性土壌の水はけの良さ、南を向いた斜面で日当たりが良いことなどが、ブドウ栽培に適しているのでしょう。 さて、マウイ・ワインのワイナリーへは、カフルイ空港から40kmほど。ハレアカラ山頂方向への分かれ道を過ぎると、交通量もぐっと減って、建物もほとんどなくなります。草原の中をひたすらドライブして、やがてハイウェイ脇に牛や馬の姿が見えてきたら、ワイナリーまであと一息です。ワイナリーに着いて外へ出ると、ひんやりした空気に、ロング・ドライブも一気にリフレッシュする感じがします。春先なら、ジャカランダの紫の花も、見ることができるでしょう。ワイナリーは、美しいガーデンに古い建物が点在する、気持ちのよい場所です。アガパンサスの花が、紫のラインを引いて案内してくれているよう。花に導かれて、さっそくワイナリーへ入りましょう。 ワイナリーでは、ワインを買うだけでなく、試飲もできます。ここはぜひ、いろいろテイスティングしてみたいところですが、飲酒運転は、もちろんハワイでも違法。運転担当の方は、我慢してくださいね。テイスティングは、数年前までは無料で試飲できたのですが、最近は有料になったようです。マウイ・ワインのエステート・ワインは、とても人気があります。テイスティングで気に入ったワインを購入して、お土産にするのもいいし、マウイ滞在中に、家飲みならぬホテル飲みしてもいいですね。お土産といえば、マウイ・ワインには、人気のチョコレートもあります。パイナップル・ワイン風味のホワイト・チョコレートでマカデミアナッツを包んだ、パイナップル・スノーというチョコレートは、他では買えないお土産です。甘党の方には、こちらがおすすめ。 そう、マウイ・ワインには、パイナップルで作ったワインもあります。パイナップル・ワインは、創業時に植えたブドウが生育するまでの間に、試しに作ったワインだったそうです。それが評判を呼び、現在でもマウイ・ワインで人気のワインになっています。パイナップル・ワインに使用するのは、アップカントリーの町、ハリイマイレで採れたマウイ・ゴールドというパイナップル。厳選したパイナップルから作ったパイナップル・ワインは、食事に合うミディアム・ドライのタイプや、甘口の飲みやすいワイン、それにスパークリング・ワインもあります。パイナップル・ワインは、いかにもハワイらしい飲み物ですね。 マウイ・ワインのワイナリーには、テイスティング・ルームをはじめ、リノベーションされた古い建物がいくつも残っていて、古い建物好きの私にはたまらない場所です。ここはローズ・ランチと呼ばれた、サトウキビ産業で成功した富豪の邸宅がありました。カラカウア王もローズ・ランチを気に入って、頻繁に訪れていたそうです。ローズ・ランチの主人は、カラカウア王を歓待し、大変豪華な祝宴を催しました。カラカウア王を迎えるために祝砲を打った大砲は、今もワイナリーに残されています。テイスティング・ルームは、カラカウア王を迎えたゲスト・ハウスでした。カラカウア王は、ローズ・ランチでカードゲームをして楽しんでいたそうですが、ある時、眼下に見えるモロキニ島を賭けてしまいました。そして、負けた!カラカウア王は「モロキニなんて言ってない、オモレ・キニ(酒の名前)って言ったんだ」と言い逃れたのだそう。 建物だけではなく、ワイナリーには、カラカウア王が訪れた当時からある樹木も残っています。ワインを楽しむだけではなく、ガーデンや建物を散策して、カラカウア王が目にした風景を想像するのもいいですね。マウイ島の花とされる、ロケラニ(ハワイ語で「天国のバラ」)も、敷地内で見ることができるので、ぜひ探して見てください。 MAUI WINE 14815 Piilani Hwy, Kula, MAUI テイスティング・ルームは10:00-17:00の営業ハワイの自然・文化・歴史、ライフスタイルを語る